昨年、一般向けに行われたのは初級に該当する5級と6級の検定だったが、一応「野球のプロ」が揃っているマスコミ向けには中級の3級・4級の問題が用意された。回答は4択で100問。プロ野球が主だが、高校・大学・社会人の野球やMLB、またルールの問題も含まれる。制限時間は1時間。90点以上で3級、70点以上で4級合格という条件だ。

 野球の記事を書くことが多い仕事柄、野球の知識は人並み以上に持っているつもりである。90点はともかく、70点は軽くクリアできるだろうと自信満々で検定に臨んだ。だが、問題は予想をはるかに超えた難問ばかりで、合格点には遠く及ばず、惨敗に終わった。

 今年の検定には出ないと思うので、この時の問題の一部を紹介しよう。

サービス問題から
ひっかけまで多彩な出題

 問 ホームプレートからピッチャーズプレートまでの距離は?
  ①18m ②18.22m ③18.44m ④18.66m

 これは野球通なら問題なく解るだろう。正解は③である。

 問 福岡ソフトバンクホークスの背番号52といえば?
  ①杉内俊哉 ②和田毅 ③川崎宗則 ④松中信彦

 これもパ・リーグの試合を見る機会の多い人は解るはずで、正解は③の川崎だ。

 だが、この辺は点を稼がせるためのサービス問題に過ぎない。大半はちょっとやそっとでは解けない難問ばかりなのだ。たとえば、

 問 1972年の広島対近鉄の日本シリーズ、3勝3敗で迎えた第7戦、広島のリリーフ江夏豊がノーアウト満塁のピンチを切り抜けて勝利した試合で江夏が投げた球数は何球?
  ①21 ②31 ③41 ④51