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健康食生活

悪酔い、二日酔いを吹き飛ばす
シジミの味噌汁と大根粥

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第15回】 2011年12月8日
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 12月は、1年でいちばんお酒を飲む機会が多い月。わかっていてもつい飲み過ぎて悪酔いしたり、二日酔いになったりした経験があるかと思います。今回は、飲み過ぎてしまったあとに効くケア法をご紹介します。

 昔から、二日酔いにはシジミの味噌汁がよいといわれています。それは、シジミに含まれているビタミンB1・B2・B12や、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク質、グリコーゲンなどが肝機能を助ける働きをするからです。

 また、味噌には、大豆のタンパク質が発酵して消化のよいアミノ酸となって入っています。これには必須アミノ酸が多く含まれており、その一つのメチオニンには、特に肝機能を高める効果があります。まさにシジミの味噌汁は、お酒を飲んだあとの肝臓を癒やす特効薬といえます。

 薬膳では、シジミのほかに大根や緑豆モヤシ、リンゴにも解毒効果があるといわれています。リンゴと大根の搾り汁にレモンの果汁を加え、ジュースにしてとることをおすすめします。胃の不調を感じる方には、大根の搾り汁は刺激が強過ぎることがありますから、キャベツに替えてもいいですね。大根は加熱すると刺激が少なくなるので、スープやお粥にしてとるとよいでしょう。

 症状がある程度落ち着いてきたら、白身魚などの魚介類や赤身の豚肉をとりましょう。アルコールは糖質なので、糖の代謝を助けるビタミンB1を多く含む納豆、大豆、キノコ類(干しシイタケ、ヒラタケ、マイタケなど)を使った料理もおすすめです。

すりゴマやゴマ油を加えると、さらに効果的。風味も増してグッド!

●飲酒後の胃をいたわる 大根粥
 
材料(2人分):
ご飯100g(茶碗2/3)、大根100g、水4カップ、塩少々、ゴマ適宜
 
作り方:
①ご飯は軽く温めておく。
②大根は千切りにし、さっと水に放ってからざるに上げて水気を切る。
③①のご飯と大根、水を鍋に入れて火にかける。
④沸騰したら鍋底をこするように優しくかき混ぜ、弱火にして20分ほど煮る。
⑤炊き上がったら塩少々を加えて味を調え、好みですりゴマをかける。
 
※ゴマを加えると、セサミンがアルコールの分解を促します。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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