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「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

リクルーターはどんな作戦で学生に会っている?
秘められた生態を知る「採用担当の心得10ヵ条」

小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]
【第14回】 2012年1月6日
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 皆さん、あけましておめでとうございます。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。

 日本人学生の採用、中国人学生の採用、ここ30年来の採用などを織り交ぜながら、現在の就職活動のあり方を考える『「採用の神さま」の日中就活ルポ』を今年もよろしくお願いいたします。

 “大災害の年”だった2011年が明け、2012年となりました。あらためて、それぞれが「底力」を見せねばならない年だと思っています。みなさん、踏ん張っていきましょう!

 さて、新年第1回目は、お年玉企画?です。

 昨年来、ジブンの就活について語った第9回第10回第13回(「採用の神さま直伝、無名企業が優秀な人を獲得する方法」では、かつてのリクルートのような無名企業がいかにしてよい人材を獲得してきたかをお話しました。そこで今回は、これまでお話してきたことを「無名企業採用担当の心得10ヵ条」として、コンパクトにまとめてみたいと思います。

 ここしばらくのコラムと読み返していただくと、「あれがこれか!」と思っていただけるはずです。その昔、ボクの最初の上司だった島田さんには、「十七条の憲法」というのを教わったのですが、(かなり忘れまして…)今回は10ヵ条にまとめました。

 今年の就活は、「ソー活」(ソーシャル活動)と言われるように、SNS就活が注目されていますね。それを考えると、コラムの第9回第10回第13回は、サイトもなかった頃の古びた話とお感じの人もおられたことでしょう。

 しかし、採用は、手法・ツールが変化したとはいえ、学生を集め(希望している学生も希望してない学生も)、接点を持つ、そして選考とともに当社へ意思決定を促すという行為自体は変わらないと思います。

 ですから、今回の10ヵ条は、そうですね、皆さんのイメージでは、「リクルーター」の10ヵ条に一番近いかもしれません。でも採用は、説明会であれ、堂々説明会であれ、どこかで学生と直に会い、会話し、そして選考とともに、意志決定を促すという行為は一緒です。

 また、早期から動く企業は、自社を希望してない学生と会いたいがための活動であることもありますので、まさにこの10ヵ条が役立つと思います。

 さらにこの10ヵ条には、営業の方も使える「対人コミュニケーションの基本」が書かれているとも思います。就活生のみなさんも、採用担当の生態把握のため、あるいは就活での自身のコミュニケーションスキル向上の参考にしていただければ幸いです。

 では、始めましょう。

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小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]

1959年京都市生まれ。82年京都大学法学部卒。同年リクルート入社。入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。キャリアスクール「i-Company」校長、リクルートエージ ェントの採用部長を経て、現在、主に北京で中国人大学生を採用する(株)トランセンド AHRP事業顧問。公式サイトhttp://obatashigekazu.net/


「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

「第二次就職氷河期」と呼ばれ、学生たちの就職難が問題視されている日本。その一方で、中国進出やグローバル化を視野に入れた多くの企業が熱い視線を寄せるのが中国の学生だ。本連載では、これから一層注目を集める中国の就活事情を明らかにするとともに、日本人の学生が彼らに負けないための処方箋を探る。

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