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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」】
あの愛嬌のある濁声で
世界の素晴らしさを歌いあげる

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第16回】 2012年1月19日
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 この世は一見複雑そうで、実はすごく単純でもある。要するに、ものは考えよう、ということでしょうか。

 例えば、砂漠を彷徨っている自分を想像してみます。

 水筒に残っている水が半分になった。未だ、岐路は分からない。天頂の太陽はジリジリと地表を焦がす。灼熱の砂漠に蜃気楼が見える。水筒に残っている水こそが生命線だ。水さえあれば何とかなる。

 そこで、水筒に半分残っている水がどう見えるかが問題です。人生観が反映しているかもしれません。

 まだ半分も水が残っている。と見るのか。それとも、

 たった半分しか水が残っていない。と、見るのか。

 物理的には、全く同じ量の水ですが、希望を胸に水を飲むのか、失意の中で水を飲むのか、味も違えば、砂漠の彷徨の結末まで違ってきそうです。現実から目を逸らせてファンタジーの世界に逃避するのではなく、出来るだけ前向きに物事を捉えることは、とても大切なことに思えます。

 Positive Thinking には、物事を前に進めるチカラが宿っていそうです。

 と、いう訳で、今週の音盤は、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」(写真)です。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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