スマートスピーカーは、スマートフォンの次にやって来る未来の生活の中心となるデバイスだと言われている。アマゾンエコーは日本で先行発売されているグーグルホーム(Google Home)などと、今後熾烈な販売競争を展開することになると予想されている。今はまだ日本語のサービスは初歩的なものが中心だが、人工知能アレクサはこれから1~2年で急速に賢くなると予想されている。

アレクサ!『笑点』が終わったら
フジテレビに替えておくれ

 このアマゾンエコーを使うと、近未来ではサザエさんがうっかりすることがなくなるだろう。台所に置いてあるアマゾンエコーに「アレクサ!(アマゾンエコーは作動する際にかならずこう話しかける)、お魚と白菜としいたけで簡単につくれる料理のレシピを教えて」と言えば、おいしそうなメニューとつくり方を指示してくれる。

 材料が足りなければ、冷蔵庫の前で買い足さなければいけない野菜の名前をアマゾンエコーに向かって話すと、自動で買い物リストもつくってくれる。通販でよければ、そのままインターネットスーパーに発注までしてくれるから、買い忘れもない。ちなみに、現在アメリカの消費者が一番重宝しているアマゾンエコーの機能はこれだ。

 料理中でも「アレクサ!急に雨が降りそうになったら教えてね」と言っておけば、夕立が降る前に地域の天気予報を事前に教えてくれるようになる。「アレクサ!『笑点』が終わったら忘れずにチャンネルをフジテレビに替えてね」と言っておけば『サザエさん』を見逃すこともないだろう。

 こんな風に、番組中にアマゾンエコーが登場することはまずないと思うが、CMではこのスマートスピーカーという真新しい商品は、大いに宣伝されることになるのではないだろうか。

 もう1つ、アマゾンが今販売を伸ばしたいのが「アマゾンプライム」(Amazon Prime)だ。これは月額400円ないしは年間3900円で加入することができるアマゾンの上級顧客向けサービスだ。