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バブル~団塊世代のスタンダード!?
“見た目も中身も”アンチエイジングの謎

小川 たまか
【第63回】 2012年2月14日
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 先日、書店で『50歳を超えても30代に見える生き方』という本を目にした。フィジカルのアンチエイジングを説く1冊だが、タイトルを見て一瞬だけ「50歳を超えても30歳程度の経験値と思考しか感じさせない人だったら困るのでは……」などと考えてしまった。アンチエイジングが流行る現代の日本では、「年相応」という言葉は死語になりつつあるのかもしれない。「博報堂 エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所」が行った調査でも、“見た目の若さ”にこだわる40~60代の姿が浮かび上がった。

 調査時期は2011年10月。調査対象は40~69歳の男女、3708人(男性1854人、女性1854人)。40、50、60代、各1236人。調査方法はインターネットアンケート。調査エリアは首都圏と基幹7都市以外の中都市(北海道札幌市、静岡県静岡市、広島県広島市など)。

「若々しい」と言われたい!
40~60代に漂う“頑固親父”への拒否感

 調査では、40~60代に「言われてうれしい言葉」を聞いた。男女ともにトップだったのは、「若々しい」で、「センスがいい」「自然体だ」「バランス・調和のとれた」が続く。最も人気がなかったのは「成熟した」。「こだわりがある」「男らしい/女らしい」「自由な」「個性的な」なども票を集めなかった。

 また、「言われて不愉快な言葉」を聞いたところ、ダントツでトップだったのは「頑固な」。このほか、「組織で働く」「自己主張のある」などが続いた。

 アンケートの結果からは「若々しさ」へのこだわりが感じられる。実際に、「『何歳になっても若々しい見た目でありたい』という気持ちはどの程度あてはまりますか」という質問に「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は合計で72.6%だった。

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