ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
「婚迷時代」の男たち

美容整形にエステ、筋トレ――モテたいけど結婚はイヤ! 自分磨きにハマる「ネコ科の男」たち

――「負け犬女」の次に来るのは、「ネコ科男」?

西川敦子 [フリーライター]
【第2回】 2009年3月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
高須クリニック院長 高須克弥氏
「男性の美容整形が、いま静かなブーム」と語る高須クリニックの高須克弥院長

 「おかげさまで、うちはいま、空前といっていいくらいの流行りぶりなんです」

 高須クリニックの高須克弥院長はこう言って顔をほころばせた。

 じつはこの不況で、お小遣いやバイト代でプチ整形するティーンや学生、フリーターは、すっかり影をひそめてしまった。あの韓国ですら、サブプライム以来、ローンが組みづらくなり、美容整形が高嶺の花となりつつあるという。

 とはいえ、ここ日本では、費用を惜しまずしっかり“お直し”する婚活女性が増えている。永久就職の決め手はやはり「顔」というわけだ。

 高須院長が「空前の流行りぶり」と胸を張る理由は、それだけではなかった。いま、“高額収入の男性たち”の間でも、美容整形が静かな人気を呼んでいるというのだ。

「かわいい男」と呼ばれたい?
美容整形クリニックが流行るワケ

 東京、横浜、名古屋、大阪の4拠点を持つ同クリニックでは、年間患者数5万人のうち、男性患者の占める割合がおよそ30%。ほとんどが大企業に勤務する20代後半~40代くらいのビジネスマンだ。

 人気ナンバーワンメニューは「ヒゲの脱毛」。料金1回10500円~の施術を5、6回ほど行なう人が多い。

 「ヒゲの剃り跡が青々と残っていると、女性から『キモい』と言われちゃう。ヨン様みたいなスベスベのお肌に憧れる男性が多いですね」と高須院長。

 毛深さはかつて男らしさの象徴だったが、今やそんな男は暑苦しい、と敬遠されるだけ。くっきりとした二重まぶたも、必ずしも流行りではない。西洋人のような顔立ちより、韓流男優のような「かわいい系」や「さわやか系」の顔を希望する男性が増えている。

 「自毛植毛」や「腹部脂肪吸引」も根強い人気だ。若々しくさっぱりとした顔と精悍なボディが、どうやらエクゼクティブ男性のお好みのよう。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
西川敦子氏の最新刊!「ワーキングうつ」

ダイヤモンド・オンライン、アクセス数ナンバー1の人気連載を大幅加筆・修正し遂に書籍化!「職場うつ」から休職→退職→再就職困難→生活保護という、急増する「貧困への負のスパイラル」を断ち切るための5つの方法を紹介。1500円(税別)

話題の記事

西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

「「婚迷時代」の男たち」

⇒バックナンバー一覧