写真(映画スチール、ポスター)=坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async ©KAB America Inc./SKMTDOC, LLC

 坂本龍一の2018年は忙しい。

 年初のラジオ番組で「正月が来たらもう一年が終わった気持ちがする」とぼやいていたが、その言葉どおり年明け早々から疾走している。

 昨年から引き続き制作を行なっている映画音楽作りに加え、この2月にはベルリン国際映画祭の審査員として中旬からベルリンに滞在中。会期中、コンペティション部門の審査に追われる中、ヴィム・ベンダース監督と小津安二郎映画についてのトークを行なうほか、映画音楽についての講義、さらには自身を主題にした映画『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async』(監督:スティーヴン・シブル・ノムラ)も特別上映される。

 この『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async』は兄弟作でもある『Ryuichi Sakamoto: CODA』とともに日本全国で好評上映中(http://ryuichisakamoto-coda.com)。

『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async』は2017年の春にニューヨークで高谷史郎とともに行われたアルバム『async』をモチーフにしたライヴ・パフォーマンスを記録した映画だったが、このライヴ・パフォーマンスは3月3、4日にフランス・メスにあるポンピドゥー・メス(現代美術館ポンピドゥー・センターの分館)、7、8日にパリのパリ日本文化会館10、11日にナントのヴァリエーション・フェスティバルで再演されることになっている。日本での開催も望まれるところだ。