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倒産から2年!JAL再生“奮闘”記

【その3】整備士・猿楽浩治の場合
「整備士であっても、まずお客様のことを
考えるようになった 」

【第3回】 2012年2月17日
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連載の第3回目も、現場の社員のインタビューをお送りする。今回登場するのは岡山空港で整備責任者を務める猿楽浩治。猿楽は1982年に東亜国内航空、のちの日本エアシステム(JAS)に入社。その後2002年にJASが日本航空と経営統合し、現在のJALの社員となった。

正直、破綻するとは
思ってもいなかった

――整備は何と言っても、安全運航の要の役を担う。整備一筋約30年のベテラン整備士は、JALが破綻(2010年1月19日)したとき、何を思ったのか。

猿楽 正直な話、破綻するとは思ってもいませんでした。しかし、破綻した以上、なぜこうなったのだろうということを、日々考えさせられ、よく自問自答しました。そんな2年間でした。

大西賢会長に現場の状況を説明する猿楽浩治氏(右)。大西会長も整備畑の出身だけに話も弾む。
Photo by Isao Murokawa

 破綻してから再建に向けて、一人の整備士として、安全堅持の他に何が出来るかということを自らに問うてみると、やはり採算性を向上させることだと気づきました。整備士というのは飛行機を整備して、ただ飛ばしていればいいのではない。会社の経営のことも意識して、安全を守りながら経費を最小にするにはどうやったらいいか、ということを考えるようになりました。

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倒産から2年!JAL再生“奮闘”記

2010年1月に、JALが会社更生法を申請してから丸2年が経った。再建は予想を上回るペースで進んでいる。この2月には経営陣は新体制に移行する。再生の原動力となっているのは、「意識改革」と「部門別採算性」という「稲盛経営」である。JALの人々は、倒産をどう受け止め、どのような思いを抱きながら、企業再建に取り組んでいるのか。トップ層から現場の従業員に至るまで、インタビューを軸に、再建に取り組むその姿を追う。

「倒産から2年!JAL再生“奮闘”記」

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