BORING COMPANYの公式サイトより

テスラCEOが
自作の火炎放射器動画をアップ

 日本で自作の火炎放射器を使う様子をネットにアップし、警察に逮捕された男性がいた。同じ内容でも大物が実行すると“話題のニュース”になる。その大物とはEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)だ。

 この火炎放射器は白と黒をベースとしたなかなかオシャレなデザインで、BORING COMPANYのロゴが入っている。ボーリングカンパニーとはマスク氏が昨年立ち上げたトンネル掘削の会社で、ロサンゼルス空港周辺からUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のあるブレントウッドまでを結ぶトンネルの開通を目的としている。従来の機器よりも3倍速く掘削できるという性能が評価され、現在ロサンゼルスをはじめ全米、世界各地から鉄道などのトンネル事業のオファーが舞い込んでいるという。ロサンゼルスで作られるトンネルは、内部にクルマを載せる台があり、この台が自動走行する。普通に高速道路を走ると40分近くかかる距離が5分で移動できる、という。

 マスク氏はもともとファンドレイジングの天才といわれる。現在、急ピッチでプロジェクトが進められている大量生産型のEV、モデル3は、クルマの詳細が決まっていない段階で1000ドル(約11万円)の予約金を収集。それでも40万台以上の予約が入ったから、単純に計算してもテスラ社は4億ドル(約438億円)以上を得た。

 火炎放射器販売は、トンネル事業拡大のための資金集めの一環と見られる。マスクCEOは、ネットでこの火炎放射器を使う映像(本人出演)を流し、「ゾンビに町が襲われたら、これを持っていてよかったと思うだろう」と宣伝(本人談)。ボーリング社のオンラインショッピング限定で1月27日に販売が始まったが、わずか数日で予定数(2万台)を売りきった。なお、米国においては、個人の火炎放射器所有は完全に合法だ。