一般社員の成長スピードは、
業種や企業、部署によって異なる
前回、部下は4つのステージを一つずつ上っていくもので、飛び越えることはないとお伝えしました。
ただし、企業やその業種によって、各段階を進んでいく時間は大きく異なります。
流通・外食といった業種では、入社3年目には店舗の店長、すなわちマネジャーを担うこともあります。わずか3年の間に1から4、そして5.のマネジャーまでの段階を駆け上がっていく必要があるのです。
一方、一つひとつの仕事が長期間にわたるインフラ・建設といった業種では、10年20年勤めてようやく3.メインプレイヤーすなわち「一人前」と言われる世界もあります。
これは、早ければよいということではなく、業界や仕事の特性によるところが大きいのです。
よりイメージを持っていただくために、外食と通信インフラの業種の例を見てみましょう。