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部下育成の教科書
【第3回】 2012年3月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
山田直人,木越智彰,本杉 健

入社3年目店長と入社15年目主任、
どちらが優秀? 業界・企業によって
こんなにも違う社員の成長スピード

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 一般社員の成長スピードは、
業種や企業、部署によって異なる

 前回、部下は4つのステージを一つずつ上っていくもので、飛び越えることはないとお伝えしました。

  ただし、企業やその業種によって、各段階を進んでいく時間は大きく異なります。

  流通・外食といった業種では、入社3年目には店舗の店長、すなわちマネジャーを担うこともあります。わずか3年の間に1から4、そして5.のマネジャーまでの段階を駆け上がっていく必要があるのです。

  一方、一つひとつの仕事が長期間にわたるインフラ・建設といった業種では、10年20年勤めてようやく3.メインプレイヤーすなわち「一人前」と言われる世界もあります。

  これは、早ければよいということではなく、業界や仕事の特性によるところが大きいのです。

  よりイメージを持っていただくために、外食と通信インフラの業種の例を見てみましょう。

次のページ>> 外食産業の例
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山田直人

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ研究員。早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業。 新人・若手社員教育からマネジメント教育まで、多数の社会人向けトレーニングプログラム開発に従事。近年では、トランジション・デザイン・モデルの開発や、研修効果を高め受講者の職場実践を促進する研究およびサービス開発に携わる。人材育成学会論文発表「企業における役割転換の促進要因と転換内容に関する研究」。

木越智彰

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ研究員。京都大学文学部人文学科卒業。ビジネス系出版社にて書籍の編集・企画業務に携わった後、リクルートマネジメントソリューションズに入社。新人・若手向けを中心とした研修サービスの開発および、中堅中小企業向け研修サービス「リクルートラーニングクラブ」のサービス立ち上げ、外国人従業員の受け入れ・定着支援に携わる。

本杉 健

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ マネジャー兼主任研究員。一橋大学社会学部卒業。専攻は組織論。自動車、電機、通信、鉄道、銀行などの業界の企業にHRMソリューションサービスを提供してきた。従業員意識調査、360度フィードバックなどのアセスメント、企業バリュー浸透策、マネジメント研修の企画を経て現職。現在は、企業における役割転換の調査・研究に携わる。

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人と組織にかかわる広範な領域で、経営戦略に必要な能力を持った人材の育成、顧客接点に携わる人材と組織の強化、さらには企業が抱える組織運営上の課題まで、「アセスメント」「トレーニング」「コンサルティング」「カウンセリング」などの手法を用いて解決に導く。
 

 


部下育成の教科書

 新入社員がやってきたり、異動などでメンバー入れ替えがあるこの時期。部下を持つ上司や、現場のチームリーダーの人たちは、どうやって部下やメンバーを育てればいいのでしょうか。一般社員を4つの「段階」に分け、それぞれのステージでどのような問題をクリアし、どんな行動をすればいいのか、また、どんな行動をしないようにすべきなのか。短期集中連載では、部下育成に役立つ「ものさし」と「ものさし」を使った部下のほめ方・叱り方などについて、お伝えします。

「部下育成の教科書」

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