欧州随一の鉄道ネットワークを持つスイス。初秋の1週間、スイストラベルパス片手に、人気の急行路線や登山鉄道を乗り継ぎ、5つの地域を訪れた。

ルツェルンのカペル橋は、欧州最古の屋根つき木橋

 ザンクト・ガレンから、スイスの牧歌的風景が楽しめるフォアアルペン・エクスプレスに2時間少々揺られると、中央スイスのルツェルンに辿り着く。

 まずは、中央駅前のフィアヴァルトシュテッター湖左方向に見える「カペル橋」へ。14世紀に、湖から攻めてくる敵を防ぐ城壁の一部として造られた欧州最古の屋根付き木橋だ。

屋根下の欄間を飾る、町を描いた画  

 八角形の塔は拷問部屋や監獄として使われた。橋の柱には、黒い焦げ跡があるものも。実は1993年の火災で一部が焼失した。しかし、現在は欄間の画ともども修復されている。

 時計塔のあるムーゼック城壁やホーフ教会、ライオン記念碑なども訪れたいポイント。ホーフ教会は、8世紀に建立され、17世紀にルネッサンス様式で再建されたという。