「好きを仕事にしたい」「もっとお金と時間が欲しい」「理想のライフスタイルを手に入れたい」……。あなたも、こんなことを心の中で願っていたりしませんか? どうすれば思い通りの人生を手に入れられるのでしょうか。このたび、ダイヤモンド社から『欲ばりなほど ぜんぶ叶う』を上梓した岩科茜さんは、結婚して子育て中の27歳のときに、時間なし、資金なし、人脈なしというゼロの状態から起業し、人気アパレルブランド「Myu」を立ち上げました。現在、リモートワーク中心の6人のスタッフと共に年商2億円を稼ぐ女性起業家が、夢を実現するために必要なマインドと行動についてお伝えいたします。

先延ばし癖がある人は、どうすればいいか?

 今回は、より具体的に、理想や目標を実現しやすくするためのスケジュールの組み方についてお伝えいたします。

 さて、ここで考えてみましょう。あなたは「1人で旅行に行きたいな」と思っているとします。たまには、のんびり一人旅に行きたい。

 でも、毎日忙しくて諦めてしまい、つい先延ばしにしてしまいます。この繰り返しでは、いつまでたっても一人旅に行くことはできないでしょう。

「仕事が忙しいからムリだなあ」
「専業主婦の私が旅行に行っちゃったら、誰が家事をして、子どもの面倒を見るのよ」……。

 しかし、このような「予定の先延ばし」が多いと、いつまで経っても「やりたいこと」は実現できません。

 どうすれば実現できるかといえば、その方法は意外と簡単です。

 まず「絶対に旅行に行く」と決断すること。あらかじめ「◯日~◯日は旅行」と、スケジュール帳に書き込むのです。

 先延ばし癖がある人は、こういうことができていません。そして、すかさず次にこのスケジュールに合わせて、「その前にやらなければならないこと」をやることリストにして書いていくのです。

 たとえば、
 ・仕事を片づけてしまう
 ・家族を説得する
 ・お金を貯める

 というように、リストアップしてみるのです。そして、

 ・オフィスで働いている方であれば、今の仕事をどう片づけるか?
 ・いつ上司を説得し、いつ有休届を出したらいいか?
 ・上司を説得するために、仕事の目安を報告するのはいつ頃がいいか?
 ・それまでに「この旅行は、あくまで自分の仕事に活力を与えるものだ」という説得材料を集められないか、というようにです。

 家族がいる方なら、夫や子どものスケジュール、あるいは実家や友達の家など、子どもを遊びに行かせるところのスケジュール。自分がいなくても数日の家事が間に合うには、何を準備し、どんなダンドリを皆に説明すればいいか……。事前にこなさないといけないことを考えておくのです。

 そして、
 ★スケジュールを手帳に書き込む→ゴールを決めてしまう
 ★その前にやらなければいけないことを書く→スタートする、ということなのです。

「やっぱり、や~めた」と「先延ばし癖」がある人は、これが徹底されていないのです。

 そもそも、「やりたいこと」を放置・放棄する癖があると、いつまで経っても「なりたい自分」になることができません

 長年染み付いた「先延ばし癖」を変えていくには、まずは手帳とかオンラインスケジュール帳に「やりたいこと」を書き込んでいきましょう。

楽しいことを予定に入れてしまえば、能率もグンと上がる

 選ぶ基準は、何度も繰り返しますが、「未来の私に優しい選択はどれか?」です。

 理想の未来の自分に近づく予定を優先するだけです。もし、あなたが「行きたい!」という気持ちが湧くなら、まずその予定からクリアして行くのが、「やりたいこと」をすべて実現するためのコツとも言えます。

 私は、1日のスケジュールを考えるときにも、「今日は、エステに行きたいなぁ」と思ったら、「午後の予定はエステ」と、先にスケジュールに組み込んでしまいます。

 このように「ウキウキすること」から先に予定を組んでしまえば、思ったよりも早く仕事が片づいた経験は、皆さんにもありますよね?

 あなた自身のモチベーションを上げるものは、何でしょうか?

「先にやりたいことをスケジュールに組み込む」のは、ダラダラ時間を減らす特効薬です。

 ちなみに、私のある日のタイムスケジュールでいうと、先に「ランチデート」などのお楽しみを手帳に書き込んでから、その日のやること(ToDo)リストを書き込みます。

 そして、やることや移動が多い日は、もっと時間を区切って「エステ」「ディナー」など、お楽しみの数も増えるようにして、ToDoリストとともに書き込んでいます。

 そして、終わったら必ずチェックを入れて達成感を味わいます!

 あなたも、仕事とお楽しみをセットでスケジュール化してみては、いかがでしょうか。おすすめですよ。

岩科 茜(いわしな・あかね)
株式会社Mchic (エムシック)代表取締役
ファッションブランド「Myu」オーナー

1983年生まれ。静岡県出身。高校中退。
東京、静岡でアパレル店員および店長を経験し、23歳で結婚を機に退社。
2児のママで専業主婦だった27歳のとき、個人事業主として起業。プチプラ+ハイブランドなどのおしゃれなコーディネートをSNSで発信し、働くママや子育て中のママから高く支持される。
2015年に株式会社Mchicを設立し代表取締役に。ママ目線の洋服作りが口コミやインフルエンサーの間で人気を呼び、ファッション誌とのコラボ企画や雑誌掲載、TV番組との衣装契約と大人気。リモートワーク中心のスタッフ6名と共に、婦人服と子ども服サイト6店舗を展開し、年商2億円に到達する。
現在、東京を中心に、「自分らしく起業して、楽しく自由に稼ぐ」をテーマとした講演やセミナー、コンサルティングを行う。
自分らしく、自由な働き方をサポートする起業プログラムは好評で、月商100万円未満のビジネスが、月商500万円以上のビジネスへと変わった等の成功者が続出。好きで得意なことを活かしたい起業家、OL、専業主婦といった多くの女性たちをサポートしている。インスタグラムフォロワー9000人。