欧州随一の鉄道ネットワークを持つスイス。初秋の1週間、スイストラベルパス片手に、人気の急行路線や登山鉄道を乗り継ぎ、5つの地域を訪れた。

渓谷にかかるランドヴァッサー高架橋

絶景を見ながら豪華ランチを

 氷河急行=グレッシャ-・エクスプレスは、ツェルマットからサン・モリッツまでの全長290kmを約8時間で結ぶ。

 標高2033mまで上り、604mまで下るため、氷河急行の平均時速は時速30km台。サン・モリッツまでの行程は290㎞。飽きるかな? と思ったけれど杞憂だった。

1等車も2等車も天井にまで広い窓がある。車内は明るい

 ツェルマット~サン・モリッツ間の運賃は1等がCHF262、2等がCHF149。スイストラベルパス保持者は全区間無料だが、予約手数料CHF33が必要。

スイスならではの絶景、のどかな風景が存分に楽しめる

 アルプス山脈の真ん中を走る赤/白スイス国旗カラーの車窓には、急峻や川、湖、牛が草をはむ牧草地、山あいの小さな村などが次々に現れては消える。

『風光明媚なスイス』というパノラマ映画を見ているかのよう。

 ハイライトは川底からの高さ65mの石橋、ランドヴァッサー橋だ。線路と橋が弧を描いているため、自分が乗っている列車を見たり撮ったりできる。東向きに走る場合、なるべく右側の席を確保しよう。

この日は、秋メニューのヴァレー州の仔牛肩肉の煮込(CHF43) 

 各座席まで温かい「3コース・メニュー」(CHF43)を運んでくれるサービスも。

車内販売のワイングラス(CHF22)は急坂に対応したデザイン(写真右)

 おみやげ販売、バー車両もぜひ利用したい。バー車両で蒸留酒シュナップスを頼んだらアクロバティックに注いでくれた。

※本記事は2016年9月の取材によるものです。情報やデータ類のアップデートはしておりません。

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