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経営の“肝”あなたの会社が成長しない理由は?

必見!モデルルーム取材動画レポート
あのマンションはなぜ売れているのか?

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第2回】 2012年4月23日
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供給戸数が増え
購入者には良い環境に

 「マンション買うなら今年。これから少し高くなるかもね。」

 あるマンションデベロッパーの社員がそう話していた。筆者も今年は“買い時”だと思う。2012年の不動産市況は明るくなりそうだ。その兆しがいたるところに見られる。

 兆しの1つ目は、公示地価の下落幅の減少だ。都心の複数のエリアでは、すでに上昇に転じている。おそらく、全体的な公示地価はしばらく上昇基調が続くだろう。

 そして2つ目は、今年のマンション販売数(全国)は、久しぶりに10万戸を超えると各専門機関が予想していることだ。10年程前には、20万戸に届こうかという勢いだったのが、ここ数年8万戸程度で低迷していた。多くの物件が供給されるということは、購入者にとって選択肢も増えるし、マンション市場に競争原理も働く。購入を検討している方にとって都合が良い状況になっていることは、まちがいない。

 気になる分譲マンションの平均販売価格については、06年以降、少し高くなっている。価格を広さ(坪数)で割った坪単価ではなく、販売価格が上がったのだ。

 その主な理由は2つだ。

1. 郊外物件が減って、より中心地物件が増えていること
2. 世界的な資材価格の高騰

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


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「経営指南書に書いてあることを実践しても効果がない」。そんな悩める社長や部課長さんに、大手経営コンサルタント会社、船井総合研究所の4人のコンサルタントが現場で得られる業績向上のヒントを提供します。日々、クライアント企業の現場に足を運び、一緒に汗を流しているからこそ得られる経営の“肝”を公開。執筆陣は住宅、不動産、製造業、小売り、商社、エネルギーなど、多くの業界でのコンサルティング経験を持っています。現場で役立つ情報満載でお届けいたします。

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