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仕事が楽しくなる!25のルール

チームの一員だと思えば自然とやれる気に!?
みんなで点を取る「サッカー型の組織」

大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]
【第6回】 2012年4月27日
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職場の人間関係を変えるには?

 「仕事を面白くする」ための最後のキーワードが、お互いに「おめでとう!」って言い合える環境をつくることです。つまり仕事をする周辺に、本心から褒め讃え合えるような“いい人間関係”をつくるということです。

 これには科学的な裏付けがあります。

 「動機づけ衛生理論」で有名なフレデリック・ハーズバーグというアメリカの臨床心理学者は、仕事における「満足要因」と「不満足要因」を徹底的に調査しています。その調査では「成長性」とか、「承認」とか、「達成感」「充実感」「やりがい」など、さまざまな要因が抽出されました。

 後年、日本を中心としたアジア圏で実施した別の調査結果では、欧米とアジア圏で、大きな違いが出た部分があります。それは、まさしく「人間関係」だったのです。

 欧米では、人間関係は「不満足要因」ではあるけれど、「満足要因」には関係ありませんでした。その一方で、アジア圏では人間関係が「満足要因」の大きな部分を占めることがわかったのです。

 つまり日本の職場では、人間関係がよくならないと、満足できない。いくらいい仕事をやっていても、「仕事が面白く」ならないこともある、ということなのです。

 だから「会社を辞めたい」という若い人の声を聞くと、やはり人間関係に問題があることが多いのです。

 つまり「イヤな上司がいる」などの不満が先に立ってしまって、その他の「仕事が面白くなる要素」に目がいかなくなってしまうのです。

 けれども、問題が上司の側ばかりにあるかというと、必ずしもそうとは言えません。

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大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]

日本一の規模である研修プロジェクトを講師側総責任者としてプロデュースし、完遂させる。講師としても大手企業を中心に、経営幹部から新入社員まで、何万人もの研修や講演実績がある。人材の「やる気」だけではなく、「やれる気」を育てることで人材の成長を促し、組織の活性化を促進させる“やれる気請負人”。「仕事を楽しむ人材づくりと仕事を楽しくする会社づくり」をミッションステートメントとして、人材教育事業を展開する。
株式会社ノビテク

仕事が楽しくなる!25のルール

仕事をもっと楽しくしたい――。最近は、どこの会社に行っても、若手社員からこの言葉を聞かされます。「楽しい仕事」を探すのではなく、「どうすれば今現在を楽しくできるか」から考えてみてはいかがでしょうか?私の会社では「やる気」ではなく、「やれる気」を促進することを目標にしています。本連載でお伝えしたいのは、そのためのちょっとした考え方やコツです。必ず本連載が役に立つことをお約束いたします!

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