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石黒不二代の勝手に改革提言!ニッポンの新しい教育

ツイッターを使えば苦手意識はなくなる!?
日本にいながら英語が得意になるSNS英会話術
本間正人×ネットイヤーグループ 石黒不二代【後編】

石黒不二代 [ネットイヤーグループ代表取締役社長兼CEO]
【第18回】 2012年6月6日
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日本の英語教育を受けた私たち日本人は、どうしても英会話に苦手意識を持ってしまいがちだ。しかし、ツイッターやフェイスブックなどのSNSを通じ、誰もが簡単に世界とつながれるようになった今、多くの人たちが、仕事で英語を使う・使わないに関わらず、英会話力を身につけたいと考えているのではないだろうか。

そこで今回は、現在、NHKで「3か月トピック英会話~SNSで磨く!英語Output表現術」の講師をつとめる本間正人先生に、英語への苦手意識を払拭し、楽しく英語が話せるようになる現代にあった本間流英会話術を教えてもらう。

SNSで英語力が身につく!?
デジタル時代におすすめの英会話術

石黒 私自身、英語が話せるようになるまでとても苦労したんですが、同じように日本人には英会話に苦手意識を持つ人が多いですよね。先生は、なぜ日本人は英会話が苦手だと思われますか?

ほんま・まさと/NPO学習学協会代表理事、らーのろじー株式会社代表取締役、帝塚山学院大学客員教授、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事。東京大学卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」の講師等を歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、参加型研修講師として定評がある。コーチングやポジティブ組織開発、ほめ言葉などの著書多数。
Photo by Toshiaki Usami

本間 それは日本の英語教育がインプットばかりでアウトプットがほとんどなかったからでしょう。学生時代、英語のテストで出される問題は文法問題や英文和訳ばかりだったと思いませんか?それは英語のできない先生が問題を作っていたからなんです。日本語の答案なら文法が分かれば採点ができますけど、英文の答案だと「to」か「ing」か 、あるいは「a」か「the」かなど、自信を持って採点できる先生はなかなかいません。なので、インプット&日本語中心の英語教育になってしまいました。

 定説では、2000時間英語と触れると、ノンネイティブとしては十分な英語の運用能力が身につくと言われているんですけどね。

石黒 2000時間というと…?

本間 平均的な日本人の1年間の労働時間が2000時間ですから、1年間、英語圏でちゃんと英語を勉強すれば十分話せるようになると思います。

石黒 ただ、日本で英語を学んでいる限り、英語の試験の点数がいくら良くても話せない…というジレンマに陥りますが、やはり海外に行くしかないでしょうか?

本間 みんながみんな海外に行けるわけじゃないですから、おすすめなのが現在、私が講師をつとめるNHK「3か月トピック英会話 SNSで磨く!英語Output表現術」という番組で実践している、SNSを活用した方法です。

 学校を卒業してから、英語を書いたのは「Thank you」や「Happy Birthday」しかないという人が実は多いのではないでしょうか?ですが今、SNSによって、誰もが世界への扉をひらけるようになる、ツイッター、フェイスブックを使えば、いつでもどこでも簡単に世界へ発信することができます。

 まずは、誰かの英語の投稿を読んだら、「Wonderful!」とか「Congratulations!」などと返してみましょう。これが偉大なる第一歩です。それをきっかけに、英語で質問をしたり、自己紹介をしてみたくなりますよ。SNSは身近にアウトプットの機会を与えてくれるので、デジタルネイティブの若者にとっては英語で話せるようになる大きなチャンスです。

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石黒不二代 [ネットイヤーグループ代表取締役社長兼CEO]

スタンフォード大学にてMBA取得後、シリコンバレーにてハイテク系コンサルティング会社を設立し、日米間の技術移転等に従事。2000年よりネットイヤーグループ代表取締役として、ウェブを中核に据えたマーケティングを支援し独自のブランドを確立。

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グローバル化が急速に進む今、世界で通用する競争力を持ち、リスクや変化を恐れずに活躍できる人材が渇望されている。しかし、日本はそうした人材を十分に育てられない環境下にある。今後、世界で活躍できる人材を育てるにはどのような教育改革が必要か。子どもの教育、社会人教育の両面から、その答えを探っていく。

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