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週刊 上杉隆

消費増税法案、原発再稼働さえ白紙の可能性も
小沢新党が狙う「内閣不信任案提出」

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第5回】 2012年7月5日
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 来週、(7月11日)にも小沢新党が発足する。今回のコラムではかつては本業であったが、今となっては久しぶりとなる政局記事を書いてみようと思う。

 先週来、筆者は仮に小沢一郎氏が新党を立ち上げたら民主党代表時代に繰り返したスローガン「国民の生活が第一」をそのまま政党名に使用するのではないか、と冗談を言っていたがどうやら本当にそうなりそうだ。

 仮にそのまま名づけられれば選挙時には「第一党」とでも略されるのだろうか。すると「小沢新党」は選挙前からやたらと縁起の良いことこの上なくなる(笑)。

小沢新党の焦点は
衆議院議員の数

 さて、冗談はさておき、その「小沢新党」は衆議院37、参議院12の計49名でスタートする見込みだ。来週までには多少の増減があろうが、焦点はそうした政党の数ではなく、衆議院議員の数にある。

 政治はしょせん権力闘争である。その当然の観点からすれば、小沢新党の動向によっては、消費税法案はもちろん、場合によっては原発再稼働などの政策さえも白紙に戻るほどの大波乱がやってくるかもしれない。

 それを前提にすれば小沢氏の狙いは明らかだ。その大きな賭けに打って出た彼の狙いは「内閣不信任案の提出」に尽きる。

 内閣不信任案は一国会につき、一会派、一回だけ提出できる。提出には提出者と50名の賛同者、つまり51人の衆議院議員を必要とする。

 ということは現時点での「小沢新党」では、14人不足しているといえる。だがそれは当然小沢氏も織り込み済みだろう。その対策は電光石火、取っているようだ。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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