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ノマドってどうよ?~賛否両論から「働く」を考える~

【新連載】
なぜ今「ノマド」は“炎上祭り”と化しているのか
日本の“ノマド先駆者”佐々木俊尚さんに聞く【前編】

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第1回】 2012年7月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
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オフィスではなくカフェなどの場所でPCやクラウドを駆使しながら働くスタイル「ノマド」が、スマートフォンの普及やクラウドサービスの充実などの影響もあり、現在注目を集めている。しかし一方で、ノマド批判が一部でブームとなっているのも事実だ。ネット上では有名無名問わず、多くの人がこの話題を論じ、過激な批判も目立つ。

さて、ここで疑問がわいてくる。

「なぜ、ノマドはこんなにも話題になるのだろう?」

冒頭で述べたようにノマドというのは働き方の1つのスタイルであって、重要な課題が多い現代の日本社会においてそれほど大きなテーマではないように思う。それが大きなトピックスになっているのは、このノマドという言葉が、単なる仕事術やスタイルを越え、なぜ人は働くか、人はどう働くべきなのかといった根源的な問題を突きつけているからなのではないだろうか。

そこで当連載『ノマドってどうよ? ~賛否両論から「働く」を考える~』では、ノマドの話題を軸にしながらも、「理想の働き方は?」と言った根源的な問題を考えていきたい。序盤は今回登場するような佐々木俊尚さんのような専門家に話を聞くが、ゆくゆくは一般のノマドワーカー、ノマドについて様々な意見を主張している人を相手に話を聞きたいと考えている。そして結果的にはこの連載が、「ノマドが時代を変える」といった論を主張するノマド支持者にも、ノマドを猛烈に批判する人にも、どちらにも共感できない、あるいは意見を持てない中庸で中途半端な僕のような人々にも向けた、“ノマド社会の歩き方”になれば幸いだ。

 さて第1回では、2009年に『仕事するのにオフィスはいらない ~ノマドワーキングのすすめ~』を出版し、それまで海外を中心に広がっていたノマド(ワーキング)という言葉を日本でもメジャーな存在にしたジャーナリストの佐々木俊尚さんにお話を伺った。日本では早い段階からの“ノマド提唱者”であった佐々木さんは、現在のノマド賛否両論が入り混じる状況をどう見ているのであろうか? 

■佐々木俊尚さん
作家・ジャーナリスト(IT,メディアなど)。毎日新聞記者、アスキー編集部などを経て現在はフリーランスとなる。1961年生まれ。
公式サイト:http://www.pressa.jp/
Twitter=@sasakitoshinao
Facebook=https://www.facebook.com/sasaki.toshinao
【ノマドへの見解/筆者の印象】
[ノマド賛成派]
20世紀の哲学者ジル・ドゥルーズの『ノマドの思考』の影響を受け上記の本を執筆された日本における“ノマド”の提唱者である佐々木さんは、もちろんノマドワーキング賛成の立場。ネットのノマド批判には多少ウンザリしていそうだ。

 「ノマドってどうよ?」というやや否定的なきらいがあるタイトルが警戒心を生んだのか、いきなり逆質問からインタビューは始まった(インタビュー日:2011年7月中旬)。

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梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


ノマドってどうよ?~賛否両論から「働く」を考える~

オフィスではなくカフェなどの場所でPCやクラウド駆使しながら働くスタイル「ノマド」に、今大きな注目が集まっている。しかし、この働き方に賛否両論があるのも事実だ。この連載では、賛否両論を取り上げつつ、産業構造の転換期にある日本に本当にふさわしい理想の働き方を模索する。

「ノマドってどうよ?~賛否両論から「働く」を考える~」

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