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女性に特化して高収益企業を目指す
“カリスマ女性経営者”の挑戦
トレンダーズ社長 経沢香保子

週刊ダイヤモンド編集部
【第201回】 2012年8月10日
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Photo by Kazutoshi Sumitomo

 「就職先として人気があるのはうれしいです」

 経沢香保子が社長を務めるトレンダーズは、女子大学生から人気の高い企業として知られる。

 従業員数70~80人の会社で、十数人の募集枠に、女子学生を中心とした新卒者が毎年2万人以上も押し寄せるのだ。

 この数は、女子学生の10人に1人が応募しているという計算になる。なぜ、それほど人気が高いのか。

 女性からの知名度が抜群だからだ。トレンダーズは、女性に特化したマーケティング会社。購買力が高い20~34歳の「F1層」と呼ばれる若い女性を会員として組織化し、調査やプロモーション活動などで企業のマーケティングを支援している。

 経沢も「カリスマ女性経営者」として知られる。

 経沢の知名度を高めたのが、2001年10月から始めた女性起業塾だ。キャンセル待ちが出るほどの人気となり、マスコミの取材も殺到した。

仕事と家庭の両立と
オンリーワンビジネスで
支持を集めた女性起業塾

 女性起業塾では「社員3~4人、売上高1億円、自らの年収は2000万~3000万円のオンリーワンビジネスを目指すべき。それが仕事と家庭が両立しやすい起業スタイル」と提唱した。この明快で合理的な主張は、多くの女性から支持された。

 経沢は、大学卒業後にリクルートに就職し、営業職として活躍。その後、楽天に転職し、楽天市場に出店した店舗にネット販売のノウハウを提供する、楽天大学などの新規事業を立ち上げた。その企画力には、楽天会長兼社長の三木谷浩史も一目置いたほどだ。

 新卒で入社したリクルート時代には、新入社員で競う会社の名刺集め競争で関東ナンバーワンになったこともある。女性ではトップ級の成績だった。

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