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多彩な人脈を結集し人気施設を生み出す
空間ブランディングプロデューサー
トランジットジェネラルオフィス社長 中村貞裕

週刊ダイヤモンド編集部
【第205回】 2012年9月21日
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Photo by Kazutoshi Sumitomo

 “世界一の朝食”として知られるカフェレストラン「ビルズ」、カフェブームの先駆けとなった「サイン」、デザイナーズホテルの先駆けである「クラスカ」……。これら話題の店を次々と手がけているのが、トランジットジェネラルオフィス社長の中村貞裕だ。

 実家が飲食関係の店を経営していたこともあり、中村自身、小学校時代の夢は社長。「いずれ商売人として成功したい」という野心はあった。

 人を集めて何かを企画することが好きな性分だ。高校時代には他校の生徒たちとディスコパーティを企画。大学入学後もパーティサークルに入り、大々的なイベントを企画するなど、学生生活を謳歌した。

 就職は「なんとなくモテそう」という理由でテレビ局や広告代理店を受けるが、内定は取れず、結局、大学の先輩らが多くいた伊勢丹に入社。そこで運命の出会いが訪れる。

クビを覚悟で始めた社交場カフェが大盛況

 当時、伊勢丹の社員であった藤巻幸大は、名物バイヤーとして業界の有名人だった。

 バイヤーを希望していた中村にとっても憧れの人物だ。藤巻の下で仕事をしたいと願った。

 とはいえ、新人社員に、そう都合のよい話が降ってくるはずもない。あてがわれたのは、「伊勢丹アイカード」というクレジットカードの会員獲得の仕事だ。

 だが、ここで思わぬ実力を発揮することになった。学生時代に培った人脈をたぐり、多くの知人たちに話をしたところ、彼女たちがさらに多くの友人を勧誘してくれた。優秀な社員でも30件ほどの契約しか獲得できない中、中村は約180件という前代未聞の記録を打ち立てた。

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