高品質のコンタクトレンズを
開発し、拡大する市場で存在感
コンタクトレンズ事業を主力とする、2008年設立のシンシア。自社工場を持たないファブレスモデルを強みに、製品企画・開発・マーケティングへ経営資源を集中し、高品質と収益性の両立を実現している。
主力は、酸素透過性に優れたシリコーンハイドロゲル素材の「シンシアS」シリーズだ。カラーコンタクトレンズの販売も好調で、業績を支える。
「『シンシアS』シリーズは、眼科医からの評価が高く、処方施設での取扱い店舗数が増えました。今後は処方施設ルートの商品ラインアップも拡充します」と語るのは、代表取締役社長の中村研氏。乱視用や遠近両用など多様なニーズに対応するための商品はすでに投入済みだ。
さらに、長年培ってきたコンタクトレンズ事業での医療機器承認取得のノウハウを生かし、医療機器や医薬部外品、化粧品などの承認申請や許可取得を支援する薬事コンサルティング事業も伸ばし、新たな収益源として育成する方針を掲げている。
オーガニック成長だけでなく、M&Aも重要な成長戦略と位置付けている。コンタクトレンズ周辺事業やウェルネス分野への事業拡大を視野に入れ、成長スピードを高めていく考えだ。

株主への還元策を
重視した配当と優待制度
株主還元策では、配当と優待制度に力を入れている。
今期は新製品投入や販売強化への先行投資により営業減益を見込む。それでも、同社は配当にDOE(株主資本配当率)を導入し、前回予想から2円増配(前期比1円増)した。
「利益連動型から株主資本を基準とする配当へ転換しました。利益が一時的に減少したとしても、安定配当を継続しやすい施策です」
優待では、自社製品の購入に使える優待クーポンに加え、デジタルギフト®がもらえる。保有株式数や保有期間に応じて優待内容が拡充する仕組みだ。
主力事業の強化と、周辺領域の拡張に努める、シンシア。
「コンタクトレンズ事業の成長に加え、M&Aも積極的に活用していきます。目の健康を中心にウェルネス領域へ事業を広げ、持続的な利益成長と株主還元を実現します」と中村氏は、同社の将来像を示した。
クーポンとデジタルギフト®2つの株主優待
自社商品購入時に利用できる優待クーポンのほか、デジタルギフト®がもらえる。
1.自社製品の購入に使える「優待クーポン」

シンシアブランド商品の公式販売サイト「FAIRY REPUBLIC」で使える優待券(クーポンコード)がもらえる。対象は100株からで1年以上保有すると、1万円以上の購入で3000円引きの割引券が4枚、500株以上では同4000円引きの割引券が4枚になる。いずれも1回の注文につき1枚利用できる。
2.各種ポイント等に交換できる「デジタルギフト®」
200株以上を1年以上保有すると1000円相当、3年以上保有すると3000円相当のデジタルギフト®がもらえる。Amazonギフトカード、QUOカードPay、PayPayマネーライト、dポイント、au PAYギフトカードなど、欲しいポイント等に交換できる。
DOEを新たに導入、安定した高配当
2026年12月期の配当より、DOEを導入。今期は増配を予想している。
DOEとは、企業が株主資本に対してどの程度の割合で配当金を支払っているかを示す指標。単年度の利益に左右されず、長期・安定した配当を実施できるのが特徴だ。
株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして位置付けている。中長期的な成長を実現するための投資を優先した上で、余剰資金については規律ある還元を行うという考えのもとDOE4.0%を下限とし、配当の増加額を機動的に検討。今期予想は1株当たり前期比1円増の18円としている。
株式会社シンシア
TEL:03-5615-9059(代) 受付時間 9:15~17:45(土日・祝日・年末年始は休み)
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