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岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

東京駅に人が惹きつけられるのはなぜか?
通過する駅から人の集まる街へと進化する!

岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]
【第1回】 2012年10月12日
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東京駅がいま大きく変化しています。丸の内側は東京駅の丸の内駅舎の保存・復原工事が完成し、古くて新しい日本を代表する駅が誕生しました。一方の八重洲側では百貨店の大丸が増床オープン。にわかに駅は活気を取り戻し、一足先にオープンしている東京駅地下のグランスタにも、連日たくさんの人が訪れています。東京駅がひとつの商業施設として注目され始めました。

東京駅の歴史的な変化――。そこには、これまでの東京駅の歴史と伝統を踏まえた革新的な取り組みがありました。オープンしたばかりの東京駅がどう変わり、どんな価値を私たちにもたらしてくれるのか。街歩き・店歩き歴21年の筆者がコンサルタントの視点で東京駅の見所を探ります。

東京駅復原の意味

東京駅を観るという目的で訪れる人が増えた

 10月に入ってから連日のように、東京駅の丸の内側にたくさんの観光客を目にします。朝から駅舎の写真を撮る人やキャンバスを立てて絵を描く人、家族でビデオ撮影をする人、カップルで待ち合わせをする人――。これまで、東京駅周辺でこのような光景を見たことはありません。

 私の勤務する会社の東京事務所は、東京駅丸の内北口を出てすぐ目の前にあるため、毎日東京駅の変化を見ることができました。どのような姿となって生まれ変わるのかに注目していたのですが、まさに、建設された当初の姿として見事に復原されました。

 なにより、立ち姿が非常に美しい建物です。夜のライトアップされた姿は一見の価値があります。しかし、東京駅を駅舎外観だけで語るのはもったいない。そう思わせるほど、復原工事を経て、内面的な新しい取り組みが多数見られる建物に変わりました。

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岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]

平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。
最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる本』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる本ー本当のところどうなの? 本音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。

【関連サイト】「丸の内ではたらく情熱コンサルタントのブログ」


岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

リニューアル店舗、新店、新業態などの新しい商業施設に、街歩き・店歩き歴21年の岩崎剛幸・船井総合研究所上席コンサルタントが取材して、レポートする。岩崎氏はファッション業界や百貨店業界を専門分野にしており、鋭い視点が持ち味。商圏に与える影響や店としてのオモシロさ、新しさ、消費市場の流行のタネなどを探していく。

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