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大手運輸や外食を支える“頼れる裏方”
食の物流機能を強化して新たな成長段階へ
ウィンコーポレーション社長 中村真一郎

週刊ダイヤモンド編集部
【第209回】 2012年10月19日
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Photo by Toshiaki Usami
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 日常的に街で目にするヤマト運輸や佐川急便のセールスドライバー。その中にウィンコーポレーションのドライバーをあなたも“知らないうちに”目にしているかもしれない。

 ウィンコーポレーションは、ドライバー・運輸専用の人材派遣サービス企業だ。運輸に特化した派遣会社で、同業はほとんどない。軽自動車を利用した宅配業務の受託では関東で最大手である。

 創業者の中村真一郎は、山梨県甲府市の山あいの有機栽培農家に生まれた。他とは違った手法で農業に取り組む両親を見て育ち、自分もサラリーマンではなく、何か独自の事業を起こしたいと考えるようになった。

 2浪したものの、結局大学には進学せず、22歳のときに友人と自動車の塗装会社を立ち上げた。だが、資金不足と意見の不一致で会社を辞めた。

 23歳のとき、捲土重来を期して、カネをためるために飛び込んだのが、佐川急便だった。

ドライバー特化の人材派遣業で
業界トップに

 セールスドライバーとして、早朝から深夜まで働いた。働くうちに、景気のいいときも悪いときも仕事が途絶えない物流業に関心を持つようになった。

 当時はまだバブルの勢いが残っていた。ドライバーは圧倒的に不足しており「ドライバーの手当てなどを差配したり、営業をしっかりやれば、この事業はもっと伸びるのではないか」と考えた。

 その後、軽貨急配(現・Q配サービス)の支店長を経て、独立。知人のオフィスで机を借りて26歳のときに再び起業した。1995年のことだった。

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