エコーやハウリングが始まると全てがストップしてしまうので、時間の無駄となります。こうしたことが起きないよう注意しましょう。

 また、事前の接続テストをしておくことも大切です。

 商談の10分~15分前に会議室に参加をしておけば、時間的にも精神的にもゆとりが生まれます。

 筆者は自分が主催のリモート営業の場合は、基本的には15分以上前には参加しておきます。15分あればトラブルが起きても、たいていは解決できるからです。

 最悪の場合、パソコンを再起動することもできますが、その際にパソコンのアップデートが始まって時間を取られてしまう場合があります。大事な商談の前は再起動しておくと良いでしょう。

 そして、事前に会議室に参加してみて、問題なくログインができるかを確認すると同時に、音声トラブルがないかもチェックします。

 あとは、もちろん環境も大事なのですが、商談の際に話す内容やストーリーも同じように重要です。環境を整えた後は、今回の商談のリハーサルができるとなお良いと思います。

 次はリモート営業における資料の共有に関してです。

 顧客と資料の共有をする際に、自分のパソコン画面にあるアイコンをクリックしていませんか?

 悪い例としては、パソコン画面がアイコンでいっぱいでゴチャゴチャしていて整理されていないケースです。意外と多いのではないかと思います。