HOME

メタボリック

肝臓

腰痛・肩こり

高血圧・高脂欠症

うつ・ストレス

ニオイ

薄毛

老化防止

禁煙

男の病気

「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

「頑固オヤジ」の原因は脳にあった!?

──脳内の活力が不足すると、人間関係が負担に感じる

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]
【第9回】

人間は、脳あってこその存在。人の行動、思考、感情、性格にみられる違いの数々は、すべて脳が決めているのです。「心の個性」それはすなわち「脳の個性」。私たちが日常で何気なく行なっていることはもちろん、「なぜだろう?」と思っている行動の中にも「脳」が大きく絡んでいることがあります。「脳」を知ることは、あなたの中にある「なぜ?」を知ることにもなるのです。この連載では、脳のトリビアともいえる意外な脳の姿を紹介していきます。

「頑固」と脳の関係は?

 人間の表情は、年を重ねるごとに変わってきます。

 若いときには眉間にシワを寄せていた人も、中年になると落ち着きが表情に浮かび、年相応の風格さえ漂うようになります。しかし、老齢を迎えると、ふたたび眉間にシワを寄せるような人が少なくありません。そして、他人の言うことには耳を貸さない頑固な老人になっていきます。

 もちろん、それは人間の置かれた環境と無縁ではないし、個人差もあるでしょう。それぞれの特殊な事情だと言えなくもありません。しかし、そこに脳は関係していないのでしょうか?

 結論からいえば、イエスです。脳はそれぞれの人間の経験と学習をもとにその特性がつくりあげられ、その情報処理の方法もその人独自のものを構築します。それらは他人とは異なる世界であり、非常に主観的な世界だともいえます。

 だからこそ、お互いにコミュニケーションが必要なのですが、年齢を重ねた脳にとっては、これが無理な負担を生じさせるのです。

脳の活力が不足すると…

 人間が生きていくためには、コミュニケーションが必要となります。つまり相手の言葉を理解し、自身の言葉を発しなければなりません。それは相手の主観的な脳を理解するとともに、自分自身の情報を脳から発信する行為ですが、そのためには実は膨大なエネルギーを必要とするのです。

1 2 >>
このページの上へ

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]

1954年東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業後、同大学院農学研究科修士課程終了。理学博士(北海道大学)。ノースウエスタン大学医学部博士研究員、三菱化学生命科学研究所室長を経て、1999年から早稲田大学人間科学部教授。同大学理工学部教授を経て、現在、東北大学大学院生命科学研究科教授。同大学理学部生物学科教授。


「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

人間は脳あってこその存在。行動、感情、性格の数々はすべて脳が決めています。「脳」を知ることは、あなたの中の「なぜ?」を知ること。当連載では、脳のトリビアともいえる、意外な脳の姿を紹介していきます。

「「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!」

⇒バックナンバー一覧