シンプルなのに、人生を変える力に満ちた方法がある。
あなたが使う言葉(実際に口にする言葉、心の中での独り言)を変えるだけで、よりよいコミュニケーション、よりよい人間関係、健康と幸せの向上、胸に秘めた願望の達成、夢の実現といった思い通りの人生へと導かれるのだ。
高いエネルギーを持つ言葉と低いエネルギーを持つ言葉の違い、
そしてそれが人生にどう影響するかを学んで、
あなたの「幸運スイッチを入れる」言葉の使い方をマスターしよう。
言葉には固有の波動がある
あなたは、これまで自分に起こった「いいこと」をすべて覚えていますか?
あなたの無意識はすべて覚えています。
そして、あなたが「いい」という言葉に気持ちを向けるだけで、あらゆるよかった出来事を思い出させてくれるでしょう。理由はわからなくても、なぜかいい気分になるのです。
どうしてこういうことが起こるのかというと、言葉には固有の波動があるからです。
「わくわくする」「喜び」「成功」「愛」といったパワフルでエネルギーの高い言葉は、「ああ、いい気分」という感覚を増大させます。
一方、エネルギーの低い言葉、特にネガティブな感情に関わる言葉は低い波動で共鳴します。文字通りエネルギーレベルを下げ、いい気分には感じさせません。
ほとんどの人が、多かれ少なかれ心の中で、「自分はまだまだダメだ」「お金持ちになる資格がない」といったエネルギーの低い独り言を言っているもので、その低いエネルギーが人とやり取りする時にしみだしてきます。また、その人の内側で静かに妨害し、目標や願望を達成しにくくさせます。
実際、人が使っている言葉の20%は感情に関連する強力な言葉で、本人にネガティブな反応かポジティブな反応、どちらかを引き起こします。
以下はすべて、誰もが普段使いがちなエネルギーの低い言葉の例です。
●「悪くない」 ●「それはひどい」
●「心配しないで」 ●「難しすぎる」
●「気分が悪い」 ●「忘れた」
●「仕事、きつかったなあ」 ●「泣かないで」
言い換えの例は、次のページで紹介します。