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社長は会社を「大きく」するな!【実践編】
【最終回】 2012年12月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
山本憲明 [税理士]

「人を減らさず、仕事を減らす」。
会社を小さくする方法。

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「小さくても、しっかり儲かる会社を作る」がモットーの税理士、山本憲明氏。前回の記事では、「社員数の増減によって、売上がどう変わったか」を話してもらった。最終回である本日は、「会社を小さくする方法」を話してもらう。

今の法律では、
人は辞めさせられない

「会社を大きくするな!」と言われても、ある程度大きくしてしまったので、小さくするためにどうすればいいのかわからない、という社長さんもいらっしゃるかと思います。

 小さくするにも、人を無理に辞めさせることはできません。法律から考えても、雇った人を辞めさせることは難しいのが現状です。

 そういった場合には、人を減らすのではなく、「仕事を減らす」ことが有効だと思っています。事実、私の事務所では、「仕事を減らす」ことで、結果的に人も減り、会社を小さくすることができました。

 仕事を減らすためには、2つの方法があります。

 1つは、仕事自体を減らすために、商品やお客さまなどを減らしていくことです。コストがかかりすぎたり、利益率が悪かったりして、利益の出ていない商品の販売をやめる、あるいは手間がかかりすぎて採算がとれないお客さまとの取引をやめるということです。

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山本憲明 [税理士]

1970年生まれ。「従業員10名以下の会社」を専門とする税理士。 クライアント先を「小規模でも超優良な会社」「しっかりと利益の残る会社」「経営者、社員が幸せになる会社」にするためのサポートを行っている。そのため、一般的な税理士業務に加えて、経営戦略や会計・財務の面からのアドバイスにも力を入れている。 大学卒業後、10年半の会社員生活ののち、脱サラし、山本憲明税理士事務所を設立。順調に売上を伸ばしていたが、将来の税理士業界や経営の在り方に疑問を感じ、最小限の人数での効率的な経営に方向転換。6人いたスタッフを1人にした。 1000人を超える中小企業の経営者と会い、税理士業務の傍ら、「経営」と「実生活」のバランスのとれたライフプランを提案することを心がけている。 「1人でも多くの経営者の手助けをしたい」との思いから、小規模企業の経営者を対象とした「ひとり経営戦略塾」を運営するとともに、「ナノ企業家のための経営塾(facebookページ)」というコンテンツサイトも運営している。


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「社長は会社を「大きく」するな!【実践編】」

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