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社長は会社を「大きく」するな!【実践編】
【第1回】 2012年12月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
山本憲明 [税理士]

「会社を小さくした日」。
ある経営者の実体験。

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「小さくても、しっかり儲かる会社を作る」がモットーの税理士、山本憲明氏。日本に根強くある「会社は大きくするもの」という思想を排し、日々、多くの経営者をサポートしている。その山本氏に「なぜ、一度大きくした自分の会社を、小さくしようと思ったか」を語ってもらう。

「なぜ会社を小さくしたか」。
その実体験を語る。

 税理士の山本憲明と申します。10月から『社長は会社を「大きく」するな!』というタイトルで連載をやらせていただき、そこで非常に多くの方々から反響をいただきました。誠にありがとうございます。※前回の連載、前々回の連載

 反響として多かったのは、「大きくしてはいけないという考えはわかった。でも実際、実行に移すのは難しいのではないか」という声です。

 規模が小さいとはいえ、私は「自分の会社を小さくした経験」があります。そこで今回の連載は、その経験をお話しすることで、少しでも皆さまの会社経営のご参考になればと思っております。

 私が税理士事務所を開いたのは2005年1月です。はじめは仕事も全くなかったため、自宅を事務所にして、1人で開業しました。その後、順調にお客さまも増えていき、その年の夏には顧問先も20社を超え、1人で仕事を行うのは厳しい状況になってきました。

 そこで、ホームページやメールマガジンで求人の募集を出し、1人の方がアルバイトで働きたいと言ってきてくれました。

 その方は他の税理士事務所でも働いていたため、週に1日しか来られないので、自宅に来てもらおうと思いました。しかし家族がいたり、私も外出することがあるので、事務所を借りることにしました。

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山本憲明 [税理士]

1970年生まれ。「従業員10名以下の会社」を専門とする税理士。 クライアント先を「小規模でも超優良な会社」「しっかりと利益の残る会社」「経営者、社員が幸せになる会社」にするためのサポートを行っている。そのため、一般的な税理士業務に加えて、経営戦略や会計・財務の面からのアドバイスにも力を入れている。 大学卒業後、10年半の会社員生活ののち、脱サラし、山本憲明税理士事務所を設立。順調に売上を伸ばしていたが、将来の税理士業界や経営の在り方に疑問を感じ、最小限の人数での効率的な経営に方向転換。6人いたスタッフを1人にした。 1000人を超える中小企業の経営者と会い、税理士業務の傍ら、「経営」と「実生活」のバランスのとれたライフプランを提案することを心がけている。 「1人でも多くの経営者の手助けをしたい」との思いから、小規模企業の経営者を対象とした「ひとり経営戦略塾」を運営するとともに、「ナノ企業家のための経営塾(facebookページ)」というコンテンツサイトも運営している。


社長は会社を「大きく」するな!【実践編】

日本には昔から「会社は大きくする もの」「目指せ! 右肩上がり経営」という考え方があります。しかし、この100年に一度といわれる不況の中、安易な「拡大・成長戦略」では、会社は疲弊し、経営者はもちろん、働く社員も幸福感を得られません。「少人数経営」を推奨する敏腕税理士が、自らの体験談をベースに「会社を小さくして、大きく儲ける方法」をお教えします!

「社長は会社を「大きく」するな!【実践編】」

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