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吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

ジワリ広がりを見せるコレクティブハウスとは?
コミュニティで暮らす暖かさが人を惹き付ける

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第5回】 2013年1月18日
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 今年最初の本連載は、“心温まるモテマンション”の話をお届けしたい。

 連載のタイトルである“モテるマンション”からは、都市部にあるスタイリッシュなマンションというイメージがあるが、今回は、そのイメージからは離れ、少し趣の異なる、大勢の人が一つ屋根の下に住む住居形態の1つである「コレクティブハウス」を取り上げる。

 今回、取材でお邪魔したコレクティブハウスは、小さな子どもから老人まで幅広い年齢の人々を惹き付ける、新しい住まいのあり方を示してくれた。これは“モテるマンション”の一つの形だと言えるだろう。

 コレクティブハウスという住まいの形について、初めて聞いた方も多いだろう。「シェアハウスなら聞いたことがある」という読者の方も多いかもしれない。ぜひ、この新しい住まいの形と、人々を惹き付ける“モテ”の要素を感じ、「ほっこり」してほしい。

ジワリ注目集まるコレクティブハウス

「かんかん森」の住民、田口歩さん。住民同士のちょうど良い距離感が魅力だという

 筆者がコレクティブハウスという存在を初めて知ったのは、実は最近のことだ。昨年の12月初旬、ある企業に呼ばれて、マンション管理組合の理事職向けの講演を行った。その時に私の後に講演をされていたのが後述する田口歩さんだった。彼女の話を聞いて初めてその存在を知り、その住居形態や考え方にとても興味を抱いた。

 初めは、「こうした住まいの形を広めようとしている企業や団体の方かな」と勝手に思い込んでいたが、そうではなかった。話を伺うと、有名大学を卒業しバリバリと仕事をこなすキャリアウーマンであり、彼女自身がコレクティブハウスに実際に住んでいるということだった。

 その場で早速、田口さんの住む日暮里にあるコレクティブハウス「かんかん森」を訪問し、詳しくお話を伺う約束を取り付け、本連載でご紹介するということになった。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

マンションに住むなら、同僚に自慢したい、ホームパーティを企画したい、と思えるような物件に住みたいものだ。しかし、そういう基準でマンションを選んでいくと、どうしても高級住宅地の高価格物件に行き着いてしまう。しかし、他人に自慢したいマンションは、必ずしも高級住宅地にある高価格物件であるとはかぎらない。そこそこの人気エリアで、それほど高くなく、気の利いた良いマンションは、探せばあるものだ。本連載では、そうした“自慢したいマンション”を「モテマンション」と定義。主に都内で、いかに「モテマンション」を見つけるかを追求していく。

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