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吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

モテ賃貸マンションを超人気エリアで探すコツ
譲れない条件を決め、地道に2ヵ月検索を繰り返す

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第3回】 2012年12月7日
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変わる日本人の意識

 本連載第1回から西麻布エリアの豪華新築マンションが備えるモテ要素、第2回では同エリアのモテる中古マンションの探し方について書いた。今回は、西麻布エリアなどの超人気エリアにある賃貸マンションの探し方について考えてみたい。

 かつての「なにがなんでも持ち家思考」の方は少しずつ減ってきており、「ずっと賃貸派」の人たちも増えている。実際、私の周囲でかなり高い年収がある方でも、「オレ、家を買おうなんて思わないんだよね」と言う人もいる。

 その方が独身だからというわけではない。車の所有意欲の低下が指摘されているが、それと同じように、家を所有する意欲が低下しているということだ。

 こうした思考の人は、地方都市よりも東京や大阪といった大都会に多いようだ。そんな都会に住む人たちを50代以上の方は理解できないかもしれない。

 日本の横並び意識は確実に減りつつあるということだ。「家を持って、一人前」という認識も変わってきたということだ。
  
 さて、今回のテーマは、「どうやって、人気エリアの賃貸マンションを探せばいいのか」である。さっそく考えてみよう。

賃貸は生活のしやすさが人気の指標

 分譲(所有し住んでいる)マンションと賃貸マンションでは、人気エリアと呼ばれる地域がやや異なる。

 分譲マンションの場合は、資産価値が下がりにくい、つまりリセール時に高く売れることや、賃貸物件として貸し出す際に高い家賃で貸せるという明確な指標がある。

 しかし、賃貸マンションにおける人気エリアの指標は、より現実的で日常生活の充実度がより明確に反映される。例えば、日常の買い物に困らないようにスーパーがあるか、DVDのレンタル店があるか、駅から近いかなどといった、住みやすさ、生活しやすさが重要なポイントとなる。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

マンションに住むなら、同僚に自慢したい、ホームパーティを企画したい、と思えるような物件に住みたいものだ。しかし、そういう基準でマンションを選んでいくと、どうしても高級住宅地の高価格物件に行き着いてしまう。しかし、他人に自慢したいマンションは、必ずしも高級住宅地にある高価格物件であるとはかぎらない。そこそこの人気エリアで、それほど高くなく、気の利いた良いマンションは、探せばあるものだ。本連載では、そうした“自慢したいマンション”を「モテマンション」と定義。主に都内で、いかに「モテマンション」を見つけるかを追求していく。

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