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ストレスへの免疫力を高める3つの「護心術」

川西由美子 [EAP総研株式会社 代表取締役社長]
【第8回】

 それでは、ストレスへの免疫力を高める3つの「護心術」を紹介しましょう。

(1)自分で自分を励ます [チア・アップ]

 これは、だれでも無意識にやっていることだと思います。たとえば、疲れているときや精神的につらいときに、

 「結果は思わしくないかもしれないけど、自分なりに精一杯やった」

 といった言葉で自分自身を励ますと、自信を失いかけそうな気持ちが消えて、前向きになれることがあるはずです。

 こうした自分自身を励ます言葉をもっておくことは、立派なストレス対策になるのですが、そのボキャブラリーの中に、「まあ、いいか、このへんで」という言葉も入れておいてください。いつも前向きでいると、かえってストレスになってしまうからです。ほっと力を抜くための言葉も、自分を励ます言葉の一つなのですから。

(2)対話によって気持ちを分かち合う
 [シェア・アンド・アンダースタンディング]

 悩みがあるとき、あるいは、問題やトラブルが生じたときに、自分一人で抱え込まずに、ほかのだれかに相談するようにします。それによって、自分の気持ちを分かち合い、つらさや不安を減らしたり、問題解決につなげたりすることができます。

 ストレスがたまっていると、自分の気持ちを相手に伝えるのは面倒だし、苦痛です。それに、相手の意見を聞いて、受け入れるのにも根気が要ります。でも、あえてそれをすることで、自分の気持ちを理解してもらうことができれば、理解してもらえた安心感で心にゆとりが生じて、一人で抱え込んでいた問題を客観的にとらえることができ、ココロを健康に保つことができるはずです。

(3)プライベートで緊張をほぐす [アイスブレイク]

 趣味やスポーツをするのは、緊張をほぐすのにとても効果があります。

 「休日出勤するほど忙しいのに、それどころじゃない」と言う人もいるとは思いますが、これをしないと、仕事に飲み込まれて、ココロも体もストレスでガチガチになってしまいます。特に、仕事からプライベート、プライベートから仕事という循環を意識して行なうことは、自分にとってのビタミン剤になります。

 プライベートの時間をもつのが難しい人もいるとは思いますが、あえてつくろうと努力することが、ストレスへの免疫力を高めるのです。

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川西由美子 [EAP総研株式会社 代表取締役社長]

EAP業界の草分け的存在としてストレス対策に関するテレビ、ラジオ、雑誌のコーディネートをはじめ、企業内の「ココロの健康管理」に関する組織規約づくり、臨床心理士の派遣、社員教育などの講習活動を行っている。また、医療機関や健診機関との積極的な提携を行う一方、プロスポーツ選手などのメンタルトレーニングシステム開発などのメンタルヘルスケア産業の開拓を行っている。
URL: http://www.kawanishi-yumiko.com
URL: http://www.eapjp.com


ココロを癒せば会社は伸びる

成果主義を採用する企業が増える中、一方でその弊害も出つつある。「心」のケアをおろそかにしないことこそが企業の活力の伸ばすポイントだ。

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