トラック運送の倒産が倍増、燃料高騰と「ゼロゼロ融資」終了でさらに増加か写真はイメージです Photo:PIXTA
*本記事はカーゴニュースからの転載です。

「物価高倒産」、運輸業が最多で3割

 トラック運送など道路貨物運送事業者の倒産が増加傾向にある。帝国データバンクによると、8月の倒産件数が前年同月比で倍増。燃料の高騰やドライバー不足が重なり、政府の新型コロナ関連融資の縮小により債務返済に行き詰まるケースもみられる。

物価高倒産_業種詳細別上位(2022年)
出典:帝国データバンク 拡大画像表示

 政府はこのほど、実質無利子・無担保のいわゆる「ゼロゼロ融資」について9月末の申し込み分までで終了することを決定したが、倒産件数がさらに増える可能性もある。

 8月はドライバー不足や燃料価格高騰の影響が続く「運輸・通信業」の倒産が前年同月の20件から33件に増加し、65%増となった。なかでも道路貨物運送は10件から22件へと倍増した。また、燃料費高騰などによる「物価高倒産」の1~8月の累計150件のうち、「運輸業」は最多の42件と全体の3割を占める。