コンビニ市場は飽和状態か?
セブン-イレブンにはまだ2倍の成長余力あり

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 御婦人方から反発を受けそうな話で恐縮なのだが、筆者は、女性のお喋りというものが苦手である。あの「結論なきお喋り」を延々と続けていくことが、である。新幹線の後ろの座席に御婦人二人連れが座ろうものなら、筆者は車掌に声をかけて、座席を移動することにしている。

 「お喋りに結論なんて必要ないの」「喋ること自体がストレス解消になるのよ」と言われれば、男としては「かしこまりました」と引き下がるしかない。「男って、すぐに結論を求めたがるのよね」と反駁されれば、「ごもっともで」と頭を下げるに限る。コブシを握るとき、男は親指を外に出し、女は中に入れるといった程度の「見解の相違」なのであろう、と自分に言い聞かせている。

 男が結論を急ぎたがる生き物だというのは、お喋りだけではないようだ。筆者は、ショッピングセンターやホームセンターで買い物をするのが苦手である。

 買い物に出かけるときは、事前に何を買うかを決めてから出かけることが多い。家電製品であれば、インターネットで「〇〇製のものがいいらしい」という評判を自宅であらかじめ調べ、それを買うことを目的として出かける。

 ところが、である。

 ショッピングセンターなどは、とにかく広い。駐車場から店舗の入り口に辿り着くまで、コミュニティバスであれば一区間を歩く距離だ。

 さらに広大な売り場に、食料品・雑貨・家電製品・医薬品に至るまで、何でもござれの品揃えだ。どこのコーナーに何があるのかを探し回るだけで、多大な時間を浪費する。商品が置いてある棚に最短距離で近づき、さっさと帰る、というわけにはいかない。

 ショッピングセンターなどを訪れるたびに、ここで無駄な時間を過ごすくらいなら、値段が多少高くても自宅のインターネットで購入したほうが「お得だ」という思いにとらわれる。

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高田直芳 [公認会計士]

1959年生まれ。栃木県在住。都市銀行勤務を経て92年に公認会計士2次試験合格。09年12月〜13年10月まで公認会計士試験委員(原価計算&管理会計論担当)。「高田直芳の実践会計講座」シリーズをはじめ、経営分析や管理会計に関する著書多数。ホームページ「会計雑学講座」では原価計算ソフトの無償公開を行なう。

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公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略

大不況により、減収減益や倒産に直面する企業が急増しています。この連載では、あらゆる業界の上場企業を例にとり、どこにもないファイナンス分析の手法を用いて、苦境を克服するための経営戦略を徹底解説します。

「公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略」

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