ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道

「Gmail『超』メモ術」で実現する意外なデジタルオフィス

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第48回】 2008年11月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 前回、「Gmailの下書き機能を利用して、データを簡単にオンライン格納できる」と述べた。そこで想定していたのは、主として書きかけの原稿である。同じ方法は、メモにも適用できる。これも非常に便利だ。

 先日、パソコン(PC)画面のキャプチャをする必要が生じた。ところが、その手続きを忘れてしまっていた(ごくたまにしか行なわない操作だからである)。「さて、どうしたらよいか」と途方に暮れたとき、「方法を書いたメモを、しばらく前に「下書き」に保存してある」と思い出した。

 問題は、そのメモをログから引出すためのキーワードだ。PCにあるキャプチャ用のキーには「PrtSc」と書いてあるのでまずそれを試みたのだが、ヒットしない。しかし、すぐに「キャプチャ」というキーワードを思いついた。そして、見事に引き出すことができた。このような成功体験をすると、本当に快感を覚える。

 このメモはすぐに不用になるものではなく、保存しておいて長期にわたって使うものだ。そこで、この類のメモを「保存メモ」と呼ぶことができるだろう。PCの使い方のほか、つぎのような事項を記載した「保存メモ」を作っておくと便利である。

・常備薬
・頻繁には行かないが行くときには定時までに到着する必要がある場所(たとえば空港など)までの所要時間
・あまり頻繁ではない会議の出席メンバー表
・誕生日祝いのメッセージを送るべき人の誕生日リスト
・ときどき参照したい新聞・雑誌記事(PDFコピーを添付ファイルとして保存しておく)

 保存メモは、オンライン格納しておくのが一番便利だ。どのPCからも見ることができるし、携帯電話から見ることもできる。検索機能が使えるので、分類しておかなくても、思いついたたびに下書きメモとして保存し、あとから検索して引き出すことができる。なお、頻繁に参照するものは、ある程度まとまったところで紙にプリントアウトし、手帳に挟んで携帯してもよい。

 携帯電話からメモを入力してもよいだろう。そうすれば、歩きながらでも、暗闇でも、寝ながらでもメモを入力することができる。

 ところで、メモにはいくつかの類型がある。これまで述べたのは、原稿メモ、保存メモだが、それ以外にも次のようなものがある。

(1)すぐやるメモ(「**にメールを出す」「**のコピーを取る」など)
(2)外出時に参照したいメモ(買い物メモ、書籍購入メモなど)
(3)保存メモ
(4)原稿メモ

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
野口悠紀雄氏の最新刊「円安バブル崩壊」好評発売中!

急激な円高と止まらぬ株価下落。日本経済はいまや深刻な危機に。「サブプライムショック」はあくまでも引き金に過ぎない。根本的な原因は、あり得ない円安・低金利政策にある。経済政策の無能を厳しく指弾する痛快経済エッセイ! 1680円(税込)

話題の記事

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』等、最新刊に『仮想通貨革命』がある。野口悠紀雄ホームページ

------------最新経済データがすぐわかる!------------
『野口悠紀雄 使える!「経済データ」への道』


野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道

本当に使える情報源を求めて、野口教授が広大なインターネット・ワールドを駆けめぐる。各種情報源の特徴から使い勝手まで、辛口コメントを交えて大公開!

「野口悠紀雄が探る デジタル「超」けもの道」

⇒バックナンバー一覧