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テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?
【第5回】 2013年2月18日
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理央 周

なぜ、固定観念を捨てることがイノベーションなのか?

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ヒット商品につながるような新しく画期的な発想が出てこないのは、なぜか?それは多くの場合、固定観念と過去の成功体験にとらわれ、自由な発想が出来ないから。イノベーションを起こすカギは固定観念を捨て、「意外」なもの同士の組み合わせを見つけること。そうすれば、ヒット商品につながる画期的な発想は誰にでも可能だ。

USPを持つプロダクトとは?:差別化と独自化

 前回までは、マーケティング=売れる仕組みの3大要素「何を」「誰に」「どうやって」のそれぞれを説明しました。

 その中でも「何を」=自社プロダクト(製品とサービス)は、「ユニークな顧客価値の提案=USP」を考える、マーケティング活動の起点になる重要な項目だということもお話ししました。

 世の中にはさまざまな製品やサービスがあふれていて、自社が戦っている市場にも多くの競合が存在し、激しい競争を繰り広げています。そんな中で、ターゲット層に自社プロダクトを選んでもらうのは至難の業になります。

 したがって、各企業は競争相手と少しでも違うプロダクトを市場に投入して選んでもらえるようにしようと、苦心することになります。これを、差別化と言います。少し前の家庭用ゲーム機でいえば、ゲーム機のスペック=機能をあげ繊細な映像に対応できるようにすることがこれに当たります。

 一方で、世の中にはまだ存在しないプロダクトを市場の小さい分野に投入していくことを、独自化と言います。ゲーム機の例でいえば、本体の機能向上よりも、プレイする人たちに新しい遊び方を提供することがこちらに当たります。

 一見、差別化と独自化はあまり違わないように感じると思いますが、

 ◎差別化は、競争が激しい市場の中でプロダクトを他社より少しでもよくしようとすること
 ◎独自化は、まだ他社がやっていない市場を自ら創り先駆者になること

 と私は考えています。どちらも競合他社とは違うものを世に出すという意味では同じですが、似ているようでも違うものになります。

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理央 周(りおう・めぐる)

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役

コンサルタント、講師。

本名:児玉洋典。1962年名古屋市生まれ。静岡大学人文学部経済学科卒業、大手製造業勤務などを経て、インディアナ大学経営大学院にてMBA(マーケティング)取得。フィリップモリス、アマゾンジャパン、マスターカードなど外資系企業を中心に、マーケティング・マネージャーを歴任し2010年起業、翌年より現職。

マーケティングに特化した実践的なコンサルティングによる、企業の収益好転戦略に従事。企業管理職、経営者向けの講演と、顧客視点を醸成する企業内研修も多数依頼されている。

ブログ「東京・名古屋売れる仕組み研究所」http://ameblo.jp/businessjin/ は月間10万アクセス。著書に『サボる時間術』(2011年、日本経済新聞出版社)、『最速で結果を出す人の戦略的時間術』(2012年、PHP研究所)『ひつまぶしとスマホは、同じ原理でできている』(2012年、日本経済新聞出版社)など。

 

「タケシのニッポンのミカタ」(テレビ東京)、朝日新聞、日経MJ、中日新聞、

iPhoneマガジン、The21など、テレビ・ラジオへの出演、新聞・雑誌での掲載も多数。

URL http://www.businessjin.com


テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?

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今までは順調に伸びてきた売り上げと利益も、不景気や激しい競争に巻き込まれたり、デフレによって価格競争に巻き込まれたりしていきます。
「売る」という気持ちにたった一文字に〝れ″をつけ、「売れる」ようにしようと切り替えるだけで、売り上げと利益=収益を好転させる仕組みが出来上がります。
そのために必要なことはたった2つだけ、
―あなたの「売り手目線」を「買い手目線」に変えること
―固定観念をはずして「自分イノベーション」をすること
この2つの「自分の中の視点を変換」することで、お客様が自然に買ってくださる「売れる仕組み」を構築することができるのです。
ぜひ、7つの「なぜ?」の答えを体得し、実践してください。
 

「テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか?」

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