IT大手の研究開発、米イノベーションに悪影響か「Waze(ウェイズ)」のノーム・バーディン最高経営責任者(2019年当時)
PHOTO: ADAM SCHULTZ FOR THE WALL STREET JOURNAL

 ナビゲーションアプリ「Waze(ウェイズ)」の元最高経営責任者(CEO)ノーム・バーディン氏が、大企業での労働とスタートアップ企業の経営は根本的に違うと理解したのは、同社をグーグルに売却してすぐのことだった。

「買収後の数週間に企業官僚主義に直面し始め、困惑した」とバーディン氏は話す。「意思決定のたびに複数の承認や会議が必要になるなど、企業にとって当たり前に思えることが、スタートアップの環境では全く相いれない。そこでは素早く決定し、間違っていたら、すぐに修正する」