画像生成AIを使用した画像画像生成AIを使えば、こんな画像を誰でも作成できる。商用利用OKなので仕事でも使える

ChatGPTのブームで注目が集まる生成型AIだが、写真やイラストを作るAIも日々進化している。プレゼン資料やホームページ作成、オウンドメディアやSNS投稿など、仕事で使えるクオリティかつ商用利用OKの画像生成AIが、誰でも使えるようになったのだ。今回は「仕事に使う」という観点で筆者お勧めの画像生成AIを三つ、基本的な使い方と合わせて紹介する。(ITライター 柳谷智宣)

高クオリティの画像を作り出せる、画像生成AIに注目

 本連載では4回にわたってテキスト生成AI「ChatGPT」の使い方を紹介してきたが、生成系AIに次いでブレイク中なのが画像生成AIだ。こちらも急激に進化している。毎週のようにアウトプットが洗練されてきており、すでにホームページやプレゼン資料、オウンドメディアなどで利用できるレベルの画像を生成できる。もちろん、あらかじめサービスやツールの規約を見て商用利用OKなことを確認しておく必要はある。

 筆者は絵心がないし、カメラもあまり得意ではないので、原稿に必要なビジュアルを用意するのに苦労することも多い。しかし、今では画像生成AIでサクッと作れるようになり、とても助かっている。効率アップという面では256倍どころではない。ちなみに、前回の記事のタイトル画像も画像生成AIで作成したものだ。

 画像生成AIはいろいろあり、例えばマイクロソフトのBing(Webブラウザ)などは非常に簡単かつ無料で利用できる。ただ今回は、筆者がさまざまな画像生成AIを触ってみた上で、仕事に使える画像を作ることができたもの、実際に仕事に使うようになったものを三つ紹介する。

1.Midjourney(ミッドジャーニー)
2.Leonardo.Ai(レオナルドAI)
3.Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)

 また、画像生成AIを試してみたものの、思い通りにならない、仕事には使えなさそう、という声も耳にする。確かに簡単なキーワードを2、3個書くだけでは欲しい画像は作れない。現状のAIで欲しい画像を作り出すためには、頭の中にある完成イメージを、適切な英語のプロンプトでAIに伝える必要がある。本記事では、ChatGPTにプロンプトを考えさせる方法も紹介する。