英語も爆速

 カリキュラムの爆速具合は英語も同様だ。中1で中学の英文法の基本を一通り終わらせ、中2ではより高度な英文法や長文読解を学習。そして中3段階で高校英文法を完成させるという。

 平山さんはこう振り返る。

「一般的に見ればとても速いスピードで進んでいるとは思うんですけど、個人的には学校で習ってない単元をどんどん勉強することができて、すごく面白かった」

「少数ではあるんですけど、鉄緑の進度よりも進んだ範囲のことを知っている人もいて、相当驚いたことを覚えています」

 授業は1教科につき、週1回3時間。英数2教科なら、週2回6時間ということになる。

「授業時間は3時間なんですけど、30分から1時間ぐらい延長することも結構あった。さらに授業後には先生の後ろに15人ぐらいの列ができて、質問対応や宿題チェックをしていたので、その列に並んでいると、さらに1時間ぐらい遅くなることもありました」(平山さん)

 宿題の量も膨大だ。平山さんによれば、中学の時の宿題は以下のようなものだった。