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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

声に出しただけではわかりにくいダジャレ
文字にしただけではピンとこないダジャレ

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第24回】 2013年2月26日
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耳で聞いてもわかりにくいけど
文字で見れば一目瞭然のダジャレ

 連載始めて24回、ちょうど1年経ちました。まだまだダジャレというクリエイションを深掘りし、科学していくネタは尽きませんよ。ではさっそく、韓国の自動車会社へ…いや、HYUNDAIへ…いや、本題へ参りましょう。

 今回は、会話中に出してもなかなか伝わらないダジャレと、逆に、文字で書いてあってもピンとこないダジャレについて考えていきます。それぞれは逆側から見れば、文字に向いている、音に向いているダジャレとも言えます。

 さてこのネタも、21回目22回目の「構造分類」の話や、前回の「ん」の話同様、実例を挙げたほうがわかりやすいでしょう。

 ではまず「文字向きダジャレ」(音ではわかりにくい)で、僕が好きなものをいくつか。

(1)●精神的クリーム支柱(シチュー)
(2)●バッハ64(はっぱ)
(3)●若冲と豆の木(ジャック)
(4)●つのだ☆披露宴(ひろ)
(5)●ハッピーバースデー梅雨(ツーユー)
(6)●電球ベリマッチ!(サンキュー)
(7)●大笑い海岸(大洗)
(8)●法律・ビー・アンビシャス(ボーイズ)

 イメージ掴めましたでしょうか。なぜ、音ではわかりにくいか、ピックアップしながら要因を見出しました。

 1つ目は、●「漢字と、カタカナorひらがなの語が混在していて、耳から一瞬入ってくるだけではどちらかに向かう意識が着いていかない」。この典型が(1)です。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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