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次に外資が群がるのは中央アジア!?
世界が注目する「鉱物資源の宝庫」 の実力

小林昇太郎 [船井総合研究所 経営コンサルタント、富裕層ビジネス研究会主宰]
【第6回】 2010年2月8日
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 前回の私の記事では、日本国内だけでなく、広くグローバルに視野を拡げていくことも富裕層ビジネスを考えていく上で必要なことであると述べ、これまで多くの話題を提供してきた中東地域のドバイを取り上げた。

 今回も引き続きグローバルな話題をご提供するべく、私がここ数年、よく政府関係の仕事で訪問し、近い将来、政治・経済的に注目されると考えている中央アジア地域を取り上げてみたい。

日本人には馴染みの薄い中央アジア

 中央アジア地域と聞いて、読者の皆さんはこの地域がどのあたりに位置し、そこにはどういった国があるのかすぐに思い浮かべることができるだろうか。おそらく、よく分からずに「???」という方が多いのではないだろうか。

中央アジアとその周辺図

 中央アジアを多少知っている人からは、その地域の印象としてシルクロード、天山(テンシャン)山脈、三蔵法師といった答えがかえってくるが、それ以上はよく分からないという人が多い。

 例えば中央アジア地域にはキルギスという国があるが、私が「先日、仕事でキルギスに行ってきました」と言うと、多くの方からは決まって、「それってどこの国ですか?」と分かってもらえないことが多い。なかには、「えっ?キリギリス?」と聞き返されることもあるが、それほど、多くの日本人にとっては馴染みのない国、地域の1つとなっている。

 実際、多くの日本のビジネスマンにとっても米国や欧州、東南アジアといった既に日本人がビジネスで頻繁に訪れている地域とは異なり、日本では政府機関と、一部の総合商社などを除いて、日本人はビジネスではほとんど訪れる国ではないので馴染みがないのも当然かもしれない。私自身、2003年に初めてこの中央アジア地域を訪れるまでは、ほとんどこの地域についての知識を持ち合わせていなかった。

 中央アジア地域の国々は、今でこそ「価格の自由化」、「WTOへの加盟(キルギス)」といったように市場経済への移行を図りつつあるが、1991年にこの地域の各国が独立するまでは、旧ソ連の計画経済の制度の中に組み入れられていた。このことも市場経済の中で生活する我々、日本人にとっては中央アジア地域の馴染みを薄くさせる原因の1つになっていたことも事実である。

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小林昇太郎 [船井総合研究所 経営コンサルタント、富裕層ビジネス研究会主宰]


立教大学大学院 経営管理学修了。「日本をはじめ、世界の富裕層ビジネスの今を知ることが富裕層ビジネ スへの参入だけでなく、日本の多くの経営者の抱えている既存・新規ビジネスへの経営課題をも解決する」と考え、2009年4月、富裕層ビジネス研究会を立 ち上げる。研究会には、国内だけでなく東南アジア、香港、中東など海外から研究会への入会も多く、研究会からいくつもの新規事業を立ち上げている。多方面に渡るネットワークを国内外に持ち、それを活用しながら日本とアジアをつなぐビジネスプラットフォーム構築を船井総研の中で手がける。
著書:『ビリオネアビジネスの極意』(KKベストセラーズ)他。

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