「売上」だけでも、
ここまで細分化できる!

 また、単純に「売上」といっても、「月別売上」「部門別売上」「顧客別売上」「新規・既存別売上」「チャネル別売上」「支店別売上」「商品別売上」「担当者別売上」などと分けることができます。

 そして売上高は、「売上単価×個数」に分解できるので、「売上単価を上げる戦略」と「個数を上げる戦略」と、分けて考えることが可能です。こうして数字を細分化し、比べれば、新しい発見があるでしょう。

「比べる」について、詳しく見ていきましょう。数字は単独で見ていても意味がありません。次の5つの比較をオススメしています。

(1)前年同月比較
 前年同月と比較しましょう。単月のみの比較と累計の比較があります。両方を見て、異常がないかを常にチェックしましょう。

(2)同業他社比較
「同業他社の数字が知りたい」という声を聞きます。確かに同業他社の数字が参考になることもあります。しかし、ビジネスの形態が多様化している現代では、完全に「同業」ということも少なくなってきています。現に同業他社のデータには、昔からある業種しかなく、新しく生まれた業種のデータはほとんどありません。

 また、同業他社と差別化しようとしているのに、比較を気にし過ぎても仕方ありません。あくまで目安と考えましょう。