リアビュー。10インチの後輪の小ささが目立つ Photo by Kenji Momota

――日本では今年から、国土交通省と全国の自治体が連携した超小型モビリティの実証試験が始まる。それらにも「i-ROAD」は参加するのか?

 必要な実験は行うつもりだ。

――「i-ROAD」のコンポーネンツを活用した四輪車開発の可能性もあるのか?

 顧客ニーズがあれが、可能性はある。

――日本での超小型モビリティの場合、各自動車メーカーなどの顧客聞き取り調査等では、売価は軽自動車との兼ね合いで、50~70万円が妥当と言われている。「i-ROAD」もそうしたイメージを持って開発しているのか?

 売価ありきではなく、顧客ニーズと原価のバランスだと思う。(発想として)一般乗用車から(ボディ)サイズを切り取り、原価を下げていく考え方がある。一方、新しいモビリティとして別軸の付加価値を考慮することもあると思う。

 以上、コンセプトモデルに対しては、かなり踏み込んだ回答が得られた。今後も本連載では、「i-ROAD」量産化への道を、じっくり見守っていきたい。

【お詫びと訂正】
本記事初出時、2ページのECの移動・輸送車のカテゴリー分類に関する記述に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2013年3月12日)

 

「i-ROAD」走行デモ Video by Kenji Momota

 


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交通新聞社刊 価格1994円(税込) 2014年7月22日発売

軽自動車以来、約70年ぶりに、日本で「新しい乗り物」が誕生する。それが「超小型モビリティ」だ。軽自動車と自動二輪車の中間カテゴリーといわれるが、その姿は千差万別。近未来イメージの小さなクルマ、オートバイにフードをつけたような三輪車、奇妙なカタチをした搭乗型ロボット…。さらに、単に新しいというだけではなく、既存の交通システム自体が変わるきっかけになるのでは、とも言われている。これからの時代と社会に必要とされるという「超小型モビリティ」は、どんな存在になる可能性があるのか、わかりやすく解説していく。

本連載の筆者、桃田健史氏の新刊『未来型乗り物「超小型モビリティ」で街が変わる』が発売されます。ぜひご一読ください。


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