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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

浮かれて就活生に説教する人も!?
若手社員を「面接官」にするときの注意点

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第85回】 2013年3月11日
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 学生がネットを使って就職活動をする時代になってから、随分と時間が経ちました。ただし、選考プロセスは相変わらずアナログなまま。今も面接官が学生に対面で質問をし、話をするなかで合否を判断しています。

 選考にあたっては、面接官が人事部だけでは足りず、社員に動員をかける職場もたくさんあります。ところが、普段は面接などをする機会がないためか、なかには選考の場にもかかわらず、とんでもない行動をする社員がいるようです。いったい、面接時にどのような問題を起こしてしまったのでしょうか。

まもなく4月、採用選考開始へ
倫理憲章によって面接が春に集中

 「自己アピールは手短に。一言で終わらせるくらいでいいんだよね?」

 あなたは就職活動中の学生が面接対策について会話する姿をみたことがありますか?春になると、ダークグレーや黒、濃紺のスーツを着た(着慣れない様子で見分けがつきます)学生たちを電車で頻繁にみかけるようになります。まもなく4月1日。企業の採用選考が本格的にスタートする時期です。

 現在、就職活動が解禁されるのは大学3年生の冬(12月)。経団連が出した「採用選考に関する企業の倫理憲章」によって、学生が学業に専念できる環境をつくるため、大企業をはじめとした企業があまりにも早まった就職活動を是正するようになり、それに連動して会社説明会も12月以降に一斉に行われるようになりました。さらに面接等の実質的な選考活動の開始は、4月1日以降となり、就職活動の勝負どころが、大学4年生の春に集中しつつあります。

 早い人ならばゴールデンウィークあたりに内定が出る一方、秋以降までかかる学生も少なくありません。ただ、学生の就職難が問題視されているとはいえ、4年生の冬までには就職希望者の8割以上の学生が内定を獲得しているのが現状です。

 では、なぜ春先までになかなか内定を取ることができないのか。それは、学生たちが高すぎる志望を掲げて、就職活動をしているからです。つまり、始めに競争が激しい大企業ばかりを選んで応募しているため、いつまでも内定に至らないのです。その一方で、全国の中小企業は学生を採用したいのに春先には応募が来ないという悩みを抱えており、長期戦での採用活動を強いられています。

 そうした事情もあり、大学4年生の時点で単位が残っていると就職活動に支障が出るので、3年生までに単位を取ろうと大半の学生が必死になっています。当方が学生だった時代には考えられない変化です。

 そう言えば、最近、就職活動用のスーツに関するCMを頻繁に見ますよね。それだけ就活市場の規模が大きく成長しているのです。学生の就職活動はスーツに加え、採用プロセスに関わる求人サイトやイベント、採用ツール、選考用のテストなど含めて数千億円規模の市場を形成していることは、ぜひ覚えておいてください。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

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