ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
健康食生活

飲むときは忘れる二日酔い…
優しいケアで体をいたわって

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第35回】 2013年3月14日
著者・コラム紹介バックナンバー

 送別会や歓迎会などで飲む機会が増える3月ですが、お酒を飲み過ぎた翌朝はつらいもの。肝臓の解毒機能が間に合わず、酒毒が体を巡るため頭痛がしたり、体がふらふらしたり、だるく感じたりします。また、胃の粘膜も痛めつけられているので、吐き気や食欲不振、ひどくなると胃痛を起こすこともあります。

 まずは水をたくさん飲んで、尿から毒を出すのが先決。時間があればゆっくりお風呂につかり、汗と共に酒毒を排出しましょう。その上で、肝臓と胃をいたわるような食事を取って養生します。

 リンゴには酒毒を解毒する効果があり、さらにアルコールによる熱を冷ます働きがあります。効率よく取るにはジュースがお薦め。ジューサーやミキサーの他、すりおろしてもOKです。胃痛がなければレモンの搾り汁を加えてビタミンCも補給しましょう。吐き気がある方はショウガのすりおろしを加えてください。

 その他、ワカメや緑豆モヤシのスープ、ナシなども効果があります。肝臓の働きを助けるシジミや干しだらを味噌汁やスープに加えてもいいですね。塩分の濃いものは粘膜をさらに傷めますので、味噌汁などは薄めに調味するよう注意しましょう。

 ニンジンのカロテンが解毒機能を助けるのでニンジンジュースもいいでしょう。胃の痛みがある方は少し温めた牛乳やキャベツのスープで胃の粘膜を保護しましょう。

 コーヒー等の刺激物はさらに胃に負担をかけますから、避けた方が賢明です。迎え酒はとてもお勧めできません。

お酒の毒を一刻も早く体から出しましょう
撮影/中川真理子

●リンゴジュース
材料(1人分):
リンゴ1個、水100ミリリットル、ショウガすりおろし小さじ1、レモン搾り汁大さじ1

作り方:
(1)リンゴは皮をむいて塩水に浸す。
(2)(1)を一口大に切り、水100ミリリットルと共にミキサーにかける。
(3)(2)をグラスに注ぎ、ショウガ、レモン搾り汁を加えてよく混ぜる。

※ジューサーを使用する場合はリンゴを2個にして、水は省く。

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


健康食生活

おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

「健康食生活」

⇒バックナンバー一覧