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「管理する」より「管理されたい」
責任を取りたくない日本人の気持ち

小川 たまか
【第119回】 2013年4月2日
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仕事のプロジェクトにおいて、管理する側とされる側、どちらかといえばどちらがいい?

 プロジェクトを行うとき、管理する側と管理される側、どちらがいい? この質問をビジネスパーソン585人に行ったところ、「管理する側」と答えた人が47%、「管理される側」と答えた人が53%という結果になった。「管理する側」派、「管理される側」派、それぞれの意見はどういったものだろう。

 調査を行ったのは、キーマンズネット。調査時期は2013年2月28日~3月6日。有効回答数は585人。

「管理する側」派は自分に自信?
なかには一匹狼も

 良くも悪くも「責任」があるのが管理する側。「管理する側」を選んだ人のコメントの中には、次のようなものがあった。

 「管理される側は楽そうに見えるが、無責任ともいえる」(60代・男性)

 「管理する側だと、どうすればできるか、どうすれば間に合うかを一番に考えていますが、管理される側になると、できない理由・間に合わない理由ばかり考えている気がします」(40代・男性)

 上記は、責任のある「管理する側」に仕事の重みを感じていると取れる意見。このほかには、管理する側の心構えをコメントする人もいた。

 「信用できるメンバーは放任主義、信用できないメンバーは徹底した管理を行い、どちらのメンバーの結果も全て自分の責任と受け止めるように心掛けている」(40代・男性)

 「メンバーの参加意識を高めて、チームパワーにつなげることを常に考えて行動している」(60代・男性)

 管理する側、される側どちらがいいかは別として、管理する側に向いている人、管理される側に向いている人がいるもの。「管理する側」を選んだ理由について、自分の「管理論」を書き込む情熱からは、管理側としての自覚が伝わってくるようにも思える。

 「反骨精神が旺盛なので、ガミガミ言われると多分、キレちゃう」(40代・男性)

 「人から指図されるのは嫌いです」(50代・男性)

 これらは、管理されること、指図されることが嫌いという意見。こういった回答をする人は、管理する側というより、一匹狼の方がより向いているという場合も多そうだ。

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