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ダイヤモンド・プレミアム(有料会員)ならダイヤモンド社のベストセラーが電子ブックでお読みになれます!月ごとに厳選して提供されるダイヤモンド社の話題の書籍から、ここでは一部を抜粋して無料記事としてお届けします。全体をお読みになりたい方はぜひダイヤモンド・プレミアム(有料会員)にご登録ください!今回は2024年5月提供開始の『頭のいい人が話す前に考えていること』。人の心を動かす、思考の「質」の高め方を伝授します!

 この本を読むと
 だれでも“頭のいい人”になれる。

 子どものころ、
「ちゃんと考えてから話して」
 と言われたことはないだろうか。

 もしくは、
 上司に「ちゃんと考えた?」と言われたり、
 部下の話を聞いて「こいつちゃんと考えたか?」
 と思ったりしたことはないだろうか。

 では、「ちゃんと考える」の
“ちゃんと”とは具体的にどういうことか、
 教わったこと、教えたことは
 あるだろうか…………?

「ちゃんと考えて」と
 言われたことがある人は、
 思い出してみてほしい。

 あのとき、あなたは
 何も考えて
 いなかっただろうか?

 そんなわけはない。
 自分なりに考えていたはずだ。
 一説によると、人間は1日に1万回ほど思考している。
 今これを読んでいるあなたも、まぎれもなく、
 いろんなことを考えているはずだ。

 人間、みんな考えている。

 なのに、「ちゃんと考えている人」と
「考えていない人」の差が生まれるのは、なぜだろう?

 両者の差は、
 考えている時間の長さ(量)ではない。
 たとえば、徹夜でアイデアを考えたからといって、
“ちゃんと考えた”とはならないだろう。

 大事なのは、
 アイデアのではないだろうか。

 そう、「ちゃんと考えている人」と
「考えていない人」の差は、
 思考の量ではなく、
 思考の“質”
なのだ。

 新入社員であれば、思考の量で評価されるかもしれない。
 一生懸命考えたことが、
“可愛げ”として受け取られることもある。

 しかし、それは若さが武器になるうちしか通用しない。
 年齢を重ねるほど、一生懸命考えただけでは通用しなくなる。

 また今後は、量で評価される思考は
 AIに簡単に代替されてしまうだろう。

 だれもが、量ではなく、
 質で勝負しなければ
 いけないときがやってくる。

「量がいずれ質に変わる」と言う人もいるが、
 残念ながら思考は勝手には質に転化しない。

 なんとなく考えただけでは、
 いつまでたっても
「ちゃんと考えた」ことにならないからだ。

 なんとなく考えたことを、
 あるタイミングで、
「良質な思考」に
 転化させる必要がある。

 そのタイミングが、
 人に“話す前”だ。

 本書は、
“頭のいい人が話す前に
 何をどうちゃんと考えているのか”
 を明確にすることで、

 だれもが思考の質を高め、
“頭のいい人”になれることを
 目指して書かれた。

 テーマは、

 知性と
 コミュニケーション

 人間は、考える葦であり、
 人間は、だれかと関わらずには
 生きていけない
 社会的動物である以上、
 避けては通れないテーマだ。

 ちゃんと考えた?

 と言われたことのある人は、
 考えていないのではない。

 思考の質を
 高めるコツを知らないだけだ。

 話す前に少し
 注意力を働かせるだけで、
 思考の質を
 高めることができる。

 87×18=?

 紙と鉛筆があれば、
 この計算ができない人は
 あまりいない。
 小学校で筆算の
 やり方を習うからだ。

“ちゃんと考えて話す” も
 やり方さえ教われば、
 だれでも使えて
 一生役に立つ。

 ただ、そのためには、
 少し立ち止まって考える必要がある。
 先ほどの計算で
「紙と鉛筆」を
 用意しないといけないように。

 本書でお伝えするのは、
 だれも教えてくれなかった、
 知性とコミュニケーションの
“黄金法則”だ。

 この法則を
 手に入れれば、
 だれでも
 思考の質を高め、
 知性と信頼を
 同時に獲得できる。

 考えていない人間はいない。
 あなたは本来、考える力がある。
 必要なのは
 話す前に立ち止まる勇気だ。