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「これからの世界」で働く君たちへ
【第2回】 2013年4月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
山元賢治

伝説の元アップル・ジャパン社長が教える
「これからの世界」での働き方 1
“変化を生み出すのは、いつだって「猛烈な好奇心」だ”

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iPodからiPhoneまで、アップル復活の舞台裏を知る「唯一の日本人経営者」が、アップル退社後に初めて語る「これからの世界」での働き方。これまで出会ったジョブズ、ラリー・エリソン、孫正義氏、柳井正氏らに共通するのは「猛烈な好奇心」だった。彼らはどんな「問い」を持ち、変化のエンジンとしているのか?

変化を生み出すのは、いつだって「猛烈な好奇心」だ

 「ケンジ、キミには娘がいるんだろう。ボクも娘が生まれてずいぶんと生き方や価値観が変わった。娘さんにとって、パパがアップルとオラクル、どちらに勤めているほうがカッコいいだろうか?」

 茶目っ気たっぷりに話す笑顔は、嘘偽りもないという感じで、なんともチャーミング。いきなり緊張した場をリラックスさせてくれる。と同時に、彼の魅力にまいっている自分に気がつきました。

 2004年5月、私はカリフォルニア州にあるアップル本社の、当時CEOとして血気盛んだったスティーブ・ジョブズの部屋にいました。

 日本オラクルの専務として働いている私のところに、ある日「日本のセールス担当のバイスプレジデントとしてアップルに来てくれないか」というヘッドハンターからの誘いの連絡があったのです。

 日本IBMから始まり、日本ケイデンス、EMCジャパン、そして日本オラクルと、私がやってきた技術開発や営業、コンサルタント、マーケティングはすべて対企業向けのBtoBでした。一方、アップルはコンシューマーカンパニーを標榜し、BtoCの世界にばく進中。私は、電話の主に「人違いではないのか?」と尋ねたくらいです。でも、

 「コンピュータ界の天才、スティーブと会えるのなら会ってみたい」

 正直、そんなミーハーな気持ちもあって、彼に会いに出向きました。最初の印象は、噂どおり、すごいオーラを感じました。

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山元賢治

1959年生まれ。神戸大学卒業後、日本IBMに入社。日本オラクル、ケイデンスを経て、EMCジャパン副社長。2002年、日本オラクルへ復帰。専務として営業・マーケティング・開発にわたる総勢1600人の責任者となり、BtoBの世界の巨人、ラリー・エリソンと仕事をする。2004年にスティーブ・ジョブズと出会い、アップル・ジャパンの代表取締役社長に就任。iPodビジネスの立ち上げからiPhoneを市場に送り出すまで関わり、アップルの復活に貢献。
現在(株)コミュニカ代表取締役、(株)ヴェロチタの取締役会長を兼任。また、(株)Plan・Do・See、(株)エスキュービズム、(株)リザーブリンク、(株)Gengo、(株)F.A.N、(株)マジックハット、グローバル・ブレイン(株)の顧問を務める。その他、私塾「山元塾」を開き、21世紀の坂本龍馬を生み出すべく、多くの若者へのアドバイスと講演活動を行っている。
著書に『ハイタッチ』『外資で結果を出せる人 出せない人』(共に日本経済新聞出版社)、共著に『世界でたたかう英語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

 


「これからの世界」で働く君たちへ

ジョブズ、ティム・クック、ラリー・エリソン、マイケル・ラトガースら、ビジネス界の巨人とわたり合い、アップル復活の舞台裏を知る「唯一の日本人経営者」が教える、21世紀を生き抜く40の指針。この連載では、書籍に掲載した40の講義から10個を再編集してご紹介します。

「「これからの世界」で働く君たちへ」

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