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自分が死んだらG-mailやフェイスブックの中身はどうなる?「死後のデジタル資産」が静かな議論に

瀧口範子 [ジャーナリスト]
【第245回】 2013年5月15日
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グーグルの「アカウント無効化管理ツール」説明画面

 グーグルが4月初め、ユーザーが自分のアカウントを無効にできる「インアクティブ・アカウント・マネージャー」を発表した。日本でも4月末から「アカウント無効化管理ツール」という名前で使えるようになっている。

 この無効化ツールは、ユーザーが将来一定期間アカウントを使わなかった場合に、アカウントを削除したり、信頼できる人々にアカウント内の一部データを閲覧、およびダウンロードしたりできるよう、あらかじめ設定するものだ。

死後のデータをどうするか指示する
“オンラインの遺言書”

 一般的にこれは、ユーザーの死後、オンライン上に残った自分のデータのゆくえを決める遺言書のようなものと見られている。

 これまでは、方々とやりとりしたメールの内容、自分が撮った思い出の写真やビデオの数々、そしてソーシャルネットワークの「グーグルプラス」で綴ってきた思いなどは、自分が死んでしまった後も衆目にさらされたままになると考えられてきた。だが、こんな管理ツールがあれば、そんなことが起きないように前もって決め、設定しておけるわけだ。

 設定自体は難しくない。アカウント管理からいくつかの項目を選べば完了する。たとえば、どのくらいアカウントにログインしていなければ無効にするかという項目では、1ヵ月から18ヵ月まで3ヵ月ごとの設定ができる。

 また、死後自分の公開データにアクセスしてもらいたい人物は複数選ぶことが可能で、それぞれのメールアドレスを入力し、どのデータを共有したいかを1人ずつ設定できる。

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瀧口範子 [ジャーナリスト]

シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。


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