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6分間文章術
【第5回】 2013年6月27日
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中野 巧

【第5回】
文章は、
原稿用紙に書いてはいけない!

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「これは、日本が世界に誇れる文章作成法だ」と神田昌典氏が評する『6分間文章術』。著者の中野巧氏が10年間の文章メソッドを結晶化させたものだ。トヨタ、ソニー、三菱東京UFJ銀行、DeNA社員だけでなく、大学教員、女子高生、小学生からも続々驚きの声が寄せられている。そんな中野氏は、「文章は原稿用紙に書いてはいけない!」と言う。その意味を語ってもらった。

なぜ、文章を書こうとすると、手が止まるのか?

 私は何を書いていいかわからずに、1行目から手が止まり、机の前でフリーズしてしまうことがよくありました。

 そして、文章を仕事にするようになって、いろいろな方と話していると、同じように困っている人がたくさんいることに驚きました。

 机の前で、ただただ時間がすぎていくと……

 「何も書くことが思い浮かびません」
「読み手に有益な情報を伝えられません」
「私には文章力がないんです……」

 と、どん底スパイラルに吸い込まれていきます。

 文章を書くことは、アウトプットすることです。
 アウトプット(出力)するには、インプット(入力)が必要となります。

 文章が書けない理由のひとつには、【情報(インプット)不足】ということがあります。

 仮に、いくら文章力があったとしても、情報を持っていなければ書くことはできません(想像力が目覚ましい天才は除きます)。

 石炭がなければ、火が燃えないのと同じように、書くためも最低限の材料(情報)は必要なのです。

 私は、文章を仕事にしていますが、
「20代のOLさんに向けたグラノーラの記事を、いま書いてください」
 と言われても書けません。

 「えーーっ、文章のプロなんでしょー」

 と言われても、残念ながら書けないものは書けません。

 なぜなら、グラノーラについての知識はゼロですし、20代のOLさんが、いったいどういった方々なのかも知らないからです。

 その人たちに響く文章を書くために、どんな記事を書いていいのか、見当もつかないのです。

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    中野 巧

    1976 年生まれ。10年書き続けてきた独自の文章メソッドを1枚のチャートに結晶化し、エンパシーライティングを開発。エンパシーライティングは、いまやトヨタやソニー、三菱東京UFJ銀行、東芝、富士通、DeNAをはじめとする日本を代表する企業の社員や幹部が社内外で活用するだけではなく、一部の小学校の卒業文集や作文指導、都立高校の授業、大学教員の論文作成にまで活用されるようになっている。神田昌典氏に「これは、日本が世界に誇るオリジナルな文章作成法だ」と言わしめた。本書が初めての書籍。


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